【洋楽】おすすめの曲”U2″ : “Sunday Bloody Sunday” 歌詞

“U2″のギターリスト”The Edge”が曲を作った当初は、確かに、「血の日曜日事件」(1972年1月30日、北アイルランドのロンドンデリーで、デモ行進中の市民27名がイギリス陸軍落下傘連隊に銃撃された事件。)
に関する曲でした。

“Bono”は「もしも気に入らなければ、二度とベルファストでは演奏しない」と断ってから演奏したり、一度は、「この曲を二度と演奏しないと決めた」と語ったりと”U2″が、”Sunday Bloody Sunday”との付き合い方は相当揺れました。

それでも、なお”U2″がこの曲を演奏し続けるのには、理由があります。

1987年11月8日に”Denver”デンバーで行われたパファーマンスがその事を物語っています。

Sunday Bloody Sunday<歌詞>

I can’t believe the news today

Oh, I can’t close my eyes and make it go away

How long, how long must we sing this song?

How long? How long?

‘Cause tonight we can be as one, tonight

Broken bottles under children’s feet

Bodies strewn across the dead end streets

But I won’t heed the battle call

It puts my back up, puts my back up against the wall

Sunday, Bloody Sunday

Sunday, Bloody Sunday

Sunday, Bloody Sunday

And the battle’s just begun

There’s many lost but tell me who has won

The trench is dug within our hearts

And mothers, children, brothers, sisters torn apart

Sunday, Bloody Sunday

Sunday, Bloody Sunday

How long, how long must we sing this song?

How long? How long?

‘Cause tonight we can be as one

Tonight, tonight

Sunday, Bloody Sunday

Sunday, Bloody Sunday

Wipe the tears from your eyes

Wipe your tears away

Oh, wipe your tears away

Oh, wipe your tears away

Oh, wipe your blood shot eyes

Sunday, Bloody Sunday

Sunday, Bloody Sunday

And it’s true we are immune when fact is fiction and TV reality

And today the millions cry

We eat and drink while tomorrow they die

The real battle just begun to claim the victory Jesus won on

Sunday Bloody Sunday

Sunday Bloody Sunday

Written by The Edge (U2)

Sunday Bloody Sunday<訳の概要>

信じられないニュースが飛び込んできた

おぞましくても目を背けることはできない

いつまで、いつまでこの曲を歌わなければならないのだろう?

いつまで?

今夜僕たちは一つになれる

子供たちの足元に割れたビンが転がっている

死体が道端に散らばっている

でも僕には対岸の火事のことのようだ

日曜日 血塗られた日曜日

戦いは始まった

多くの命が失われたが、誰が勝者と言えるだろう

僕らの心には深い溝が掘られ

肉親たちは引き裂かれてしまった

日曜日 血塗られた日曜日

いつまで、いつまでこの曲を歌わなければならないのだろう?

いつまで、いつまで?

今夜僕たちは一つになれる

今夜こそ

日曜日 血塗られた日曜日

涙を拭おう

いつまでもないている場合じゃない

僕らは平和ぼけしてしまっている、現実に起きていることを虚構のものと思い込んでいる

そして今日多くの人々が泣いている

僕らがこうして飲み食いしているあいだにも、今日多くの人が泣き、明日、多くの人々が死んでいくんだ

真の栄光を勝ち取るための戦いをいざ始めよう

日曜日 血塗られた日曜日

Sunday Bloody Sunday<”Denver”ライブ中の”Bono”演説>

Yeah, yeah.

And let me tell you something.

I’ve had enough of Irish-Americans who haven’t been back to their country in 20 or 30 years come up to me and talk about the resistance,
the revolution back home, and the glory of the revolution, and the glory of dying for the revolution.

Fuck the revolution!

They don’t talk about the glory of killing for the revolution.

What’s the glory of taking a man from his bed and gunning him down in front of his wife and his children?

Where’s the glory in that?

Where is the glory in bombing a remembrance day parade of old-age pensioners, their medals taken out an polished up for the day?

Where’s the glory in that?

To leave them dying or crippled for life or dead under the rubble of the revolution that the majority of the people in my country don’t want.

No more

Sing no more

Sunday Bloody Sunday<”Denver”ライブ中の”Bono”演説の対訳>

ちょっと、話を聞いてくれ。

アイルランド系アメリカ人がよく俺に、故郷の「革命」についての話をふってくる。

自分自身は20年も30年もその故郷には帰っていないのに、「レジスタンス」の話をするんだ。

「革命のために命を捨てるという栄光」とか、「革命」とかの話をね、クソくらえだ。

「革命のために人を殺すという栄光」を語ってみろとかね。

寝ている人をたたき起こして、妻子の目の前で撃ち殺す、それのどこが「栄光」なんだ?

戦没者追悼の式典で、昔もらった勲章を取り出して後生大事に磨いて集まってきたようなお年寄りを爆弾で攻撃することの、どこが「栄光」なんだ?

何が「栄光」だって?

人々を死んだり、一生、身体が不自由になるかもしれない。
あるいは死体になって瓦礫の下に横たわることになるだろう。
アイルランドでは誰も望んでいない「革命」の瓦礫だ。

もうたくさんだ!

Sunday Bloody Sunday<解釈>

“U2″が”Sunday Bloody Sunday”を演奏し続ける意味。

「『血の日曜日事件』を風化させてはいけない」ではありません。

こうしている間にも、世界の各地で、紛争と殺戮が絶えないことへの怒りです。

レコード収録中の”Sunday Bloody Sunday”は、エレクトリック・バイオリンの効果もあり、アイリッシュな音も感じられました。

しかし、ライブで演奏されている今の音には、アイルランドへの郷愁みたいなものは微塵もありません。

北アイルランドの事件や、カトリックやプロテスタントとの対立を取り上げて、”How long must we sing this song?”と声高に叫んでいる訳ではありません。

“U2″は、現在もなお続いている世界各地で起きている紛争と殺戮に対して、”How long must we sing this song?”と、”No More”と訴えながら戦っているのです。

“Sunday Bloody Sunday”の演奏が、さらに対立を激化して、新たな犠牲者を生むことを懸念してか、ライブでの演奏を控えていた時期がありましたが、紛争が絶えない今日でも、この歌がその役割を終えることはないのでしょう。

“Sunday Bloody Sunday” アルバム”War”に収録

>アルバム”War”に関する記事はこちらから

>”U2″に関する記事はこちらから

War

新品価格
¥645から
(2017/2/5 17:21時点)