【洋楽】おすすめの曲”Des’ree” : “Life” 歌詞

曲紹介

“Des’ree”の3作目の”Supernatural”に収録されていた曲です。

人生の応援歌を歌い続けてきた”Des’ree”の代表曲でもあり、人生の応援歌の集大成とも言える曲です。

Life<歌詞>

I’m afraid of the dark

‘Specially when I’m in a park

And there’s no-one else around

Ooh, I get the shivers

I don’t want to see a ghost

It’s a sight that I fear most

I’d rather have a piece of toast

And watch the evening news

Life, oh life, oh life, oh life

Doo, doot doot dooo

Life, oh life, oh life, oh life

Doo, doot dooo

I’m a superstitious girl

I’m the worst in the world

Never walk under ladders

I keep a rabbit’s tail

I’ll take you up on a dare

Anytime, anywhere

Name the place, I’ll be there

Bungee jumping, I don’t care

Life, oh life, oh life, oh life

Doo, doot doot dooo

Life, oh life, oh life, oh life

Doo, doot dooo

So after all’s said and done

I know I’m not the only one

Life indeed can be fun

If you really want to

Sometimes living out your dreams

Ain’t as easy as it seems

You wanna fly around the world

In a beautiful balloon

Life, oh life, oh life, oh life

Doo, doot doot dooo

Life, oh life, oh life, oh life

Doo, doot dooo

Life<訳の概要>

暗闇が怖いの

とりわけひとりぼっちで公園にいる時なんかね

ああ、ぞっとするわ

幽霊なんて見たくないわ

一番苦手、できれば一生ゴメンだわ

だったら、トーストでもかじりながら

夜のニュースでも見てるほうがマシだわ

ああ 人生って

これが私の生きざま

私ったら信心深いのよ

世の中でも最悪の部類ね

絶対梯子の下なんか通らないし

うさぎのシッポをお守りしてる

だけど、いつだってどこだってあなたの挑戦は受けるわ

どこにいるか言ってごらんなさい すぐに駆けつけるわ

バンジージャンプだって厭わないわ

だからと言って、私だけ特別ってわけじゃないのよね

人生って本当に望むのなら楽しくなり得るものなのよ

時として、夢に向かって生き続けるのもしんどいものね

それでも、美しい気球に乗って世界を旅したいじゃない?

Life <解釈>

前半部分は、「夜の公園でひとりでいるときに、幽霊なんかに出くわしたら最悪!」と臆病な自分を取り上げています。

“a piece of toast”と”the evening news”は、つまらないものの象徴です。

それだけ、何かに挑戦する(夜の公園をひとり歩く)ことに消極的な内気な性格を強調しています。

そして、「梯子の下だってくぐったことないのよ」ということで、迷信深いことを伝えています。

梯子の下にできる空間は、梯子と地面と建物などにできる三角形はキリスト教の三位一体の象徴とされています。

そこをくぐることは三位一体のバランスをくずすことにつながり西洋では不吉なことがあると言われています。

さらに、「うさぎのシッポ」です。

西洋では、うさぎは、幸運のシンボルとされています。

うさぎは、目を開けたまま生まれてくることから生命力や霊的な力が強いと信じられてきたり、
野生のウサギは穴を掘ってそこを巣にして生活していることから、精霊が土の中にいると信じられており、その中に暮らすうさぎは精霊が宿っていると言われてきました。

今でも、キー・ホルダーに、「うさぎのシッポ(うさぎの足)」を付けているぐらいですから、とにかく幸運をよぶアイテムなのでしょう。

と言ったぐあいに、自分は、「迷信」とか「超常現象」みたいなものを信じている臆病な女性と主張しているのです。

ところが、後半部分は、一転して気弱そうな女性も、夢のためとか、誰かのためとかになると、「バンジー・ジャンプだって厭わない」という強い精神力を見せます。

説明の必要もないぐらいバンジー・ジャンプは、勇気のいる行為の象徴ですね。

ところで、この曲は、人生の応援歌であることは、間違いないのですが、他のそれらの曲とは、ちょっと違うと感じたことではないでしょうか。

それは、「夢を追い求めてことは、ときには疲れることもあるわね」というところです。

「夢」というものは、「常に叶うと信じていれば必ず実現するもの」とよく言われていますよね。

“Des’ree”は、人生というのは、時にはうまくいかないときもあるし、思うようにことが運ばないときもあると言っています。

このアルバム”Supernatural”の中に、”God Only Knows”という曲が収録されています。

この曲では、「愛する者の突然の死」を目の前にして、どうして自分がこんな目に合わなければならないと悲観したり、自分を責めたりする場面が出てきます。

人生の中では、自分の力だけでは、どうすることもできない、何か大きな力に支配されている点もあるということです。

だから、楽しいことも、つらいことも全て受け入れて、人生を楽しく生きていきましょうと”Des’ree”は言っているのだと思います。

ということで、人生の旅の乗り物は、”beautiful balloon”「気球」なのでしょう。

目標に向かってまっしぐらというジェット機ではなく、人生の向かい風(試練)や追い風(楽しい出来事)に左右されて進んでいく気球です。

どうせ目的地に行くのなら、精一杯楽しみましょうということでしょう。

ところで、この曲”Life”の収録されているアルバムのタイトルは、”Supernatural”で、「超自然(的なもの)」がテーマとなっています。

幽霊や、迷信といったものも”Supernatural”「超自然(的なもの)」だと言えるでしょう。

それも、人間が作り出したもので、ときとして、人生を型にはめたり、勇気をくじいたり、行動の足かせとなったりするものです。

そして、後半の私たちの乗った気球に吹くさまざまな風も、自分たちの想像を超えた運命的なものでしょう。

曲の後半部分の”Supernatural”的なものは、キリスト教的な意味では「創造主」つまり、天を動かす力を指しているように思えます。

こちらの”Supernatural”は、人間を創り出したものであり、人間を生かそうとする(心臓を鼓動させたり、
自然の恵みを供給したりする)ものです。

こちらの方は制約などなど無くて、”Name the Place”行先(目標、夢、希望)さへ告げれば、”I’ll be there”どこヘでも連れて行ってくれます。

曲の前半で、”Supernatural”なものを迷信など人が怯えるもとして捉え、曲の後半では、私たちが人生を楽しむことへ導いてくれる「天を動かすおおきな力」へと昇華されているような気がします。

人生は、大きな力によって支えれています。(地球の誕生や私たちが生をうけることも大きな力の存在といえるでしょう)

その力に乗って大いに人生を楽しみましょうという”Des’ree”からのメッセージです。

その方が、創造主も造りがいがあるというものです。

“Life”: アルバム”Supernatural”に収録

>”Des’ree”に関する記事はこちらから

>アルバム”Supernatural”に関する記事はこちらから

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