「この曲、このアーティストのオリジナル曲だと思っていたよ」とか、「この曲、カバーの方がええやん!」などという声をよく聞きますね。
そこで、今日は、様々なアーティストのカバー曲を徒然なるままに集めてみました。
原曲がすばらしいからこそのカバー
最初の曲は、”Fleetwood Mac”の”Dreams”です。
この”Fleetwood Mac”というバンドは、いい曲を書いていますね。
とても曲作りに長けているバンドだと思います。
元の曲がいいので、カバーされた曲もいい感じです。
アイルランド出身の兄弟(兄と美人3姉妹)で結成した”The Corrs”が、2枚目のアルバム “Talk on Corners”でこの”Dreams” をカバーしています。
「オリジナルか!」と思わせるほど、”The Corrs”の世界にマッチしています。
アイルランドのケルト文化の匂いさへ感じさせます。
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そして、もうひとりが、”Karen Souza”です。
こちらは、”Esseneials Ⅱ”というアルバムに収録されています。
(ロックのナンバーを、ジャズ・テイストにアレンジしています。”Ⅱ”というぐらいですから、”Ⅰ”も出しています。)
けだるい感じのボーカルが、妙に艶があっていいです。
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おしゃれに大変身
次の曲は、”I Say A Little Prayer(邦題:小さな願い)” です。
この曲なんかは、完全に “Diana King” のオリジナルだと思っていました。
原曲は、”Burt Bacharach”が作曲し、”Dionne Warwick”が歌ったのが最初です。
今回紹介したいのは、”Diana King”のバージョンではなく、”Workshy”のバージョンです。
“Workshy”の作品は、本当におしゃれですね。
“Workshy”の手にかかれば、ちょっと酸味のあるブラジルコーヒーが、キャラメルマキアートに変わるという感覚です。
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ジャズ・テイストに
3曲目は、”10cc”の”I’m Not in Love”です。
“Diana Krall”が、カバーアルバム”Wallflower”で披露しています。
なんと、間奏部分のベースの音もピアノ(彼女は、ジャズボーカリストでありながらジャズピアニスト)でカバーしています。
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カーペンターズのレゲエもあり!?
4曲目は、”Carpenters”の、”(They Long to be) close to you”です。
この曲も、”Burt Bacharach”の作品です。
カバーしているのは、”The Pacifists”です。
こちらは、レゲエ調のアレンジです。
「カーペンターズが、レゲエに?」と違和感を持つ人もいるかもしれませんが、原曲の良さをそのままに、美しいボーカルの力もあってか、かなりのデキに仕上がっています。
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男性デュオからガールズ・バンドへ
男性デュオ”Simon & Garfunkel”の”Hazy Shade of Winter”(邦題:「冬の陽炎」)のカバーです。
カバーしているのは、ガールズ・バンドで次々をヒットを連発させた”Bangles”です。
女性ならではの、美しいハーモニーが、原曲の良さを保ちながらも、一段と華やかな曲へと押し上げています。
原曲よりも、ロック色が強まり力強さが増しているような気がします。
自分の曲をカバー
最後は、”Simply Red”です。
“Simply Red”は、初期の時代に、多くの曲をカバーして、シングルカットまでしていました。
代表曲に、”If You Don’t Me by Now”がありますが、ボーカルの”Mick Hucknall” の手にかかれば、その歌唱力でどんな曲でも名曲に仕立て上げるのではないかと思わせます。
そんな、Simply Red ですが、セルフカバー曲集のアルバムを出しました。
「ややっこしいやんか~」と思って人もいると思いますが、安心して下さい。
アルバムタイトルは、”Simplified” です。
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