「音楽聴き放題」アプリ花ざかりの昨今、もはや音楽は、スマホで聴く時代になりました。
私は、”Spotfy”(Premium)を利用していますが、4,000万曲というボリュームと音質には大満足です(と言うよりも夢のような世界です)。
アプリ利用前は、毎月数枚ずつCDを買っていましたが、予算の都合上、それでも厳選して購入していました。
(アプリ利用後は、もう、欲しいものはちゅうちょなくダウンロードしています。)
聴きたい曲がわからない!
しかし、まだアプリを利用し始めたばかりで、本来の機能を使いきれていません。
最初にお気に入りのアーティストを選ぶのですが、当然、アプリですすめてくる曲は、登録したアーティストの曲が多いです。
私は、妻から白い眼で見られるぐらいのCDコレクターなので、おすすめの曲はCDですでに保有しています。
好きなアーティストのCDは、全部そろえたいので、アーティストで検索するとたいていのアルバムは持っています。
今後の課題は、まだ出会っていない「お気に入りの曲」にどうやったら出会えるかということです。
アプリ内の検索方法に、アーティスト名、アルバム名、曲名と選択できますが、逆にいうと、知っている曲にしか出会えないということです。
恐らく、そんなユーザーの要望に応えようとして、「ワークアウト」や「パーティー」向けなどというTPOにあわせた曲をおすすめするコーナーもありますが、もっといろいろなシチュエーションに応じた検索ができるとうれしいです。
たとえば、こんなカテゴリー分けはどうでしょうか?
【各楽器の音にこだわったカテゴリー】
サックスのソロがイカしている曲 【Inxs / Never Tears Us Apart】
【音楽を聴くシチュエーションに応じたカテゴリー】
>気分爽快! うっとしい梅雨空を晴らす曲【XTC / The Ballad of Peter Pumpkinhead】
もっとアーティストを開拓したい!
「音楽聴き放題」アプリの、お気に入りアーティストの登録=>おすすめのアーティスト=>おすすめの曲のダウンロードまたは再生の無限ループから抜け出すには、アーティストの開拓や他の音楽ジャンルへの挑戦が最適です。
みなさまは、アーティストの開拓はどうしていますか?
また、他の音楽ジャンルの挑戦を試みることで、音楽の幅は広がっていくのではないでしょうか。
例えば、ロック・ファンが、ジャズやカントリー・ミュージックに手を広げていくのです。
しかし、「音楽聴き放題」アプリで、カテゴリーの「ジャズ」を選択しても、いきなりロック・ファンが本格的なジャズを聴いても興味がわかないと思います。
そんなときは、「ロック・ファンに捧げるジャズ入門」なんていうのはどうでしょうか。
ロック・ファンに捧げるジャズ入門 おすすめの曲 【Diana Krall / The LooK of Love】
「代表曲」が邪魔している?
それから、当たり前の話ですが、「音楽聴き放題」アプリでおすすめの曲は、そのアーティストの代表曲です。
“10cc”で言えば、”I’m Not in Love”、”New Order”なら、”Blue Monday”、”Police”なら”Every Breath You Take”といった具合です。
なんで、代表曲が表示されると困るのか、詳しい理由は、
を見てください。
簡単に言うと、たまたまその代表曲が気に入らないと、そのアーティストの他の曲もスルーされてしまうことが多いからです。
そのアーティストと最初に出会う曲は、大事です。
一曲で判断するとせっかくの出会いのチャンスをものにできないかも知れません。
そこで、私は、アーティストの紹介で、ぜひ最初に聴いて欲しいおすすめのアルバムをまず紹介しています。
で、検索するとアーティストごとの記事にとび、おすすめのアルバムを紹介しています。
また、アーティストごとのランキングの記事(【勝手にランキング】のカテゴリーを参照してください)では、ランキング形式でおすすめの曲を紹介していますので、ぜひ、ベスト1位から3位までの曲は一度聴いてみていただきたいと思います。
例えば、”10CC”のおすすめランキング第1位は、”People in Love”です。
それでもCDは欲しい!?
私は、「音楽聴き放題」アプリの”Spotfy”を利用していますが、最初に「無料版」を利用していて、曲の豊富さ音質とも十分満足のいくレベルでしたが、どうしても「Premium:有償版」でないと譲れない点がありました。
「無料版」ですと、曲の再生が必ず、「シャッフル再生」となる点です。
「たった、それだけ」と思うひともいると思いますが、「アルバム」の順番で聴かないと生理的に無理です。
“The Beatles”の”Abbey Load”のB面(この言葉が死語になりつつあります)のメドレーはいったいどうなるのでしょうか?
“Pink Floyd”の「原子心母」”Atom Heart Mother”は、「シャッフル再生」したら、それこそ「狂気」”Dark Side of Moon”です。
「有償版」にしたときの清々しさといったらなかったです。
曲の順番もお金で買うんですね。(素晴らしい戦略です。)
他にも、「最高音質」で聴けるとか、「ダウンロードしてオフラインで聴ける」というメリットはあるのですがね。
とは言っても、やはり”CD”は欲しいです。
別に”Imagine”を買うと、”John Lennon”の「握手券」がもらえる(あったら怖い…)とかいう理由ではなくて、「音楽聴き放題」だと、たとえ曲をダウンロードしても「所有」という意識がないです。
私の趣味に、「レコード鑑賞」というものがあって、音楽を聴くのではなくて、お気に入りのアルバム・ジャケットを眺めて(鑑賞)いるだけです。
CDラックにあふれんばかりのCDを眺めては悦に入ってます(たまに背中に妻の刺すような視線を感じます)。
昔の懐かしい写真を眺めるのと同じ感覚です。
どちらもアルバムです。
だから、アルバムへのこだわりも強いです。(くどいようですが、有償版の「シャッフル解除」機能は、最強の戦略です。)