今年のクリスマスは、ジャズ・ボーカリストによる大人のクリスマス・ソングを聴きながら、大切な人と上質な時間をすごしませんか。
そこで、今回は、様々なジャズ・ボーカリストの「クリスマス・アルバム」をご紹介したいと思います。
“Diana Krall”: “Christmas Songs”
“Diana Krall”の低音のしびれるような歌声だけではなく、彼女の弾くピアノも特別なクリスマスの演出になることでしょう。
まずは、オーソドックスなクリスマス・ソングの”Winter Wonderland”からです。
おなじみの「ジングル・ベル」も、”Diana Krall”の手にかかると、こんなにもジャズらしくおしゃれな曲に変わります。
ピアノのソロ部分も、”Diana Krall”自身の演奏が聴ける贅沢なジングル・ベルです。
続いて、クリスマス・イブに、シャンペンを傾けながら聴くのにびったりな曲、”Have yourself a merry little christmas”です。
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“Halie Loren”: “Many Times, Many Ways”
スタンダード、カバー曲、オリジナル曲と全方向対応型のボーカリストの”Halie Loren”は、クリスマス・ソングももちろん守備範囲です。
“Diana Krall”にくらべて高音で甘い歌声には、スイートなクリスマスを過ごしたいカップルにぴったりです。
こちらも、最初の曲は、”Winter Wonderland”です。
同じ曲でも、”Diana Krall”のバージョンとずいぶん違う印象ですね。
スローなテンポで、甘口の”Winter Wonderland”です。
“Halie Loren”の高音域で声が裏返る得意技を開始10秒ほどで披露しています。
軽やかなテンポで歌う”Let It Snow”は、”Halie Loren”のスモキー・ボイスが、ジャズらしい雰囲気にとてもマッチしています。
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“Jane Monheit”: “The Season”
スタンダード・ナンバーを歌わせたら右にでるものはいない”Jane Monheit”が、澄みきった歌声と圧倒的な歌唱力で、別次元のクリスマス・ソングをお届けします。
大人のクリスマスにふさわしい”Jane Monheit”の美声がとても心地よい”This Christmas”です。
サックスのソロにも、落ち着いた雰囲気があります。
まさに、”Very Special Christmas for Me♪~”の歌のとおりです。
とても軽やかに歌う”Sleighride”、とてもよく滑りそうです。
ジャズらしいアレンジに、クリスマスの高揚感が一層高まります。
別次元というのが、けっして大げさではないということがおわかりいただけるのではないでしょうか。
曲は、”My Grown Up Christmas List”です。

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“Nicki Parrott”: “Winter Wonderland”
ベーシストでもある”Nicki Parrott”は、その力強いベース・プレイとは対照的に、その歌声は、やわらかでとても暖かみのあります。
“Nicki Parrott”の歌うクリスマス・ソングは、おだやかで暖かいクリスマスをもたらしてくれることでしょう。
多くのジャズ・ボーカリストが、好んでとりあげるクリスマス・ソングの”Winter Wonderland”ですが、この”Nicki Parrott”のバージョンが、もっとも暖かみのあるほんわかとしたものではないでしょうか。
自らが奏でるベースの前奏から始まる”My Favorite Things”は、ひとりでも、ゆっくりとくつろぎながらクリスマスの夜を楽しめる曲です。
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