ロック・ミュージックにおいても、最近特にアコースティックなサウンドがもてはやされているような気がします。
どうして、これほどまでにアコースティックなサウンドに人気が集まっているのでしょうか。
現代人の生活は、IOT(Internet Of Things)の影響で、電化製品でさへ、様々な電子音を発していて心が休まるときがないように思えます。
その点、アコースティックなサウンドは、虫の声や鳥のさえずり、小川のせせらぎなど心地よい響きがあります。
体がうきうきするような電子音も魅力的ですが、ときには、プラグをはずして、心地よい自然に近い音を聴いて心で音楽を聴いてみましょう。
“The Pretenders”: ”Isle of View”
最初のアーティストは、 “The Pretenders”(プリテンダーズ)です。
初期の”The Pretenders”の名曲で、”Brass in pocket”です。
ボーカルの“Chrissie Hynde” が、ギターの弾き語りで歌います。
次の曲も初期の”The Pretenders”の代表曲で、”Kid”です。
原曲よりも、ぐっとテンポを落として、ストリングスの編成をしたがえて、 “Chrissie Hynde” がじっくり歌い上げます。
アルバム・バージョンは、もっと軽快でノリのよい”Back on the Chain Gang”ですが、アコースティック・バージョンということで、ひたすら美しい曲に仕上がっています。
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“The Cranberries”: ”Something Else”
次のアーティストは、 “The Cranberries”(クランベリーズ)です。
もともと初期作品は、アコースティックなサウンドを展開していた”The Cranberries”ですが、このアルバムは、後期の作品(”Animal Instict”や”Just My Imagination”など)も、アコースティック・サウンドが楽しめ感涙ものです。
原曲も爽やかな楽曲の”Linger”ですが、ストリングスの音により優雅さも加わりました。
“The Cranberies”後期作品の名曲”Animal Instict”です。
楽曲の素晴らしさにストリングスの音が加わり、例えようもないほど美しい出来栄えです。
欲を言えば同じく後期作品の名曲”Analyse”のアコースティック・バージョンも聴いてみたかったです。
セカンド・アルバム”No Need Argue”に収録されている”The Cranberies”前期作品の名曲”Ode to My Family”です。
この曲なんかも、原曲が十分アコースティックを基調とした美しい曲ですが、 ”Dolores O’riordan Burton” の天使の歌声にチェロの旋律が心憎いばかりにマッチしています。
その他にも、原曲が美しい”Just My Imagination”や”You and Me”もおすすめです。
>”The Cranberries”に関する記事はこちらから
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“The Corrs”: ”The Corrs Unplugged”
最後のアーティストは、 “The Corrs”(コアーズ)です。
アイルランド出身の”The Corrs”の音楽的な特徴は伝統的なアイルランドの音楽とモダン・ミュージックの融合で、そのサウンドに欠かせないのが長女”Sharon Corr”: バイオリンと三女”Andrea Corr”:の”Tin Whistle” です。
そのため、”The Corrs”の音楽性とアコースティックなサウンドというのはとても相性がいいのです。
“Andrea Corr”の”TIn Whistle”で始まる”Dreams”は、”Fleetwood Mac”のカバー曲ですが、完全に”The Corrs”の世界観を作り出しています。
“Andrea Corr”の若さあふれるエネルギッシュな”So Young”は、アコースティック・サウンドになっても躍動感は損なわれることなく、すがすがしい一曲となっています。
“Sharon Corr”の バイオリンの前奏で始まる”Queen of Hollywood”です。
リード・ボーカルの”Andrea Corr”の伸びやかな歌声の熱唱が聴けるだけではなく、美しい姉妹のハーモニーも楽しめます。
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