ジャズの醍醐味のひとつに、スタンダード・ナンバーの演奏があります。
同じ曲が、アーティストによって、どのようにかわるのか、その違いを楽しみましょう。
今回のスタンダード・ナンバーは、”The Look of Love”です。
どちらのアーティストも、この曲名をアルバムのタイトルにするぐらい思い入れの深い曲です。
この曲は、あの偉大な作曲家である”Burt Bacharach”(バート・バカラック) の作品です。
>”Burt Bacharach” に関する記事はこちらから
Diana Krall (ダイアナ・クラール)
“Diana Krall”の”The Look of Love”は、オーケストラを従えてのゴージャスなテイクです。
アルバム”The Look of Love”に、表題曲として収録されています。
ライブ・アルバムの”Live in Paris”では、このアルバム”The Look of Love”を中心としたナンバーが収録されています。
>アルバム”The Look of Love”(Diana Krall)に関する記事はこちらから
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Nicki Parrott (ニッキ・パロット)
“Nicki Parrott”の”The Look of Love”は、軽やかで、彼女の歌声もあいまって甘い感じの仕上がりになっています。
こちらも、アルバム”The Look of Love”に収録されています。
このアルバムは、”Burt Bacharach”(バート・バカラック) の トリビュート・アルバムになっていて、全曲が彼の作品です。
“Burt Bacharach”(バート・バカラック) の作品、”Raindrops Keep Falling On My Head”を聴いても、”Nicki Parrott”の方が、より”Burt Bacharach” らしさを引き出しているように感じますが、スタンダード・ナンバーの魅力は、どれだけ作曲者の意図を理解しているかだけではないので、”Diana Krall”のように自身の世界へとぐっと引き込んだものも十分に魅力的だと思います。
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