ロック・ファンのみなさまに、ロック・ファンの目線でジャズの魅力とおすすめのアーティストとそのアルバムをご紹介したいと思います。
今回、ご紹介するアルバムは、”Jane Monheit”:(ジェーン・モンハイト)の”Lovers the Dreamers & Me”です。
アルバム・タイトルから想像できると思いますが、”Jane Monheit”が愛に関わる歌を圧倒的な歌唱力で歌いあげています。
曲目リスト
- Like A Star
- Something Cool
- Slow Like Honey
- This Girl’s In Love With You
- I’m Glad There Is You
- Get Out of Town
- I Do It For Your Love
- I Ain’t Gonna Let You Break My Heart
- Ballad Of The Sad Young Men
- No Tomorrow (acaso)
- Lucky To Be Me
- A Primeira Vez
- Rainbow Connection
「愛」と「夢」そして「私」をつなぐもの、それは・・・
1曲目の”Like A Star”:
“Jane Monheit”があのすみきった歌声で、愛の歌を歌うのですから、それは美しい曲に仕上がるのは想像に難くありません。
全体的に美しい曲であるのは間違いないですが、とりわけ、チェロの音をベースに、アコースティック・ギターのソロ演奏の部分が美しい曲です。
4曲目の”This Girl’s In Love With You”:
偉大な作曲家”Burt Bacharach”:(バート・バカラック)の名曲と、類まれな美声の持ち主”Jane Monheit”のコンビネーションは、最強の取り合わせです。
極上の時間が約束されたようなものです。
>”Burt Bacharach”に関する記事はこちらから
10曲目の”Acaso (No Tomorrow)”:
“Jane Monheit”の第一声で、こんなにもすみきった美しい歌声が聴こえてくるとは、わかっていながらも新鮮な驚きを覚えます。
11曲目の”Lucky To Be Me”:
ここからの2曲は、”Jane Monheit”と単一の楽器による共演です。
最初は、ピアノとの共演です。
シンプルな構成で、”Jane Moneheit”の美声がより鮮明になります。
歌声の深みによって、音が薄いとは感じられず、ピアノの演奏だけでも豊かで厚みのある音に聴こえます。
12曲目の”A Primeira Vez”:
続いての楽器は、アコースティック・ギターです。
軽やかなギターの音色に、なめらかな歌声が溶けるように絡み合っています。
13曲目の”Rainbow Connection”:
アルバムのラストを飾るこの曲”Rainbow Connection”は、このアルバムの事実上の表題曲といえそうです。
なぜなら、アルバム・タイトルの”Lovers the Dreamers & Me”は、この曲の歌詞の一部”The lovers, the dreamers and me”から来ています。
そして、それらを結ぶつけるものが、”Rainbow Connection”だと歌われています。
![]() | 新品価格 |

