ロック・ファンのみなさまに、ロック・ファンの目線でジャズの魅力とおすすめのアーティストとそのアルバムをご紹介したいと思います。
今回、ご紹介するアルバムは、”Jane Monheit”:(ジェーン・モンハイト)の”In the Sun”です。
曲目リスト
- Just Squeeze Me
- Chega De Saudade (No More Blues)
- Once I Walked in the Sun
- Some Other Time
- Cheek to Cheek
- Tea for Two
- Love Has No Pride
- Comecar De Novo
- It Never Entered My Mind
- Haunted Heart
- Since You’ve Asked
“Jane Monheit”協奏曲?!
1曲目の”Just Squeeze Me”:
“Jane Monheit”の滑るようななめらかなボーカルが、軽やかな曲調によくマッチしています。
コロコロと転がるようなピアノの音色も、”Treat Me Sweet and Gentle”の歌詞に呼応しているかのようです。
3曲目の”Once I Walked in the Sun”:
シンプルなパーカッションとアコースティック・ギターとピアノによるオーガニックなサウンドに、”Jane Monheit”と”Ivan Lins”によるデュエットが清々しい一曲です。
ピアノを担当しているのも、”Ivan Lins”です。
4曲目の”Some Other Time”:
最後のひと呼吸までもが、美しい余韻をのこす完璧なまでに美しい歌声が響きわたります。
バックのストリングスも美しいですが、それよりも美しいのは・・・。
5曲目の”Cheek To Cheek”:
“Jane Monheit”が歌っているときに、息継ぎがわりに斜め上を目だけで追うしぐさがとても愛らしくてたまりません。
曲調はずいぶん違いますが、”I Won’t Dance”(アルバム”Taking A Chance on Love”に収録)で”Michael Buble”とのデュエットのときにも同じような表情をみせていたのが印象的です。
>アルバム”Taking A Chance on Love”に関する記事はこちらから
6曲目の”Tea for Two”:
また、「こんにちは赤ちゃん」の大ヒットで知られる「梓みちよ」が、大胆なイメージ・チェンジを図った曲「二人でお酒を」は、この曲からインスパイアされたことは間違いありません。
原作は、ミュージカル「ノー・ノー・ナネット」の挿入歌でしたが、ミュージカル映画「二人でお茶を」で”Doris Day”が歌ったことで一躍有名になった曲です。
「梓みちよ」といえば、「新婚さんいらっしゃい」で、「山瀬まみ」の前に、「桂三枝」とのコンビで息の合った司会をしていたことは記憶に新しいところです(どこが・・・)。
8曲目の”Comecar De Novo”:
ブラスから、ストリングスといったフル・オーケストラに近い贅沢な楽器編成をバックに歌う姿は、まさに、”Jane Monheit”協奏曲といった感じです。
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