ジャズの醍醐味のひとつに、スタンダード・ナンバーの演奏があります。
同じ曲が、アーティストによって、どのようにかわるのか、その違いを楽しみましょう。
今回のスタンダード・ナンバーは、”I’m Not in Love”です。
今回は、完全にジャズのスタンダード・ナンバーではありませんね。
この”10cc”の名曲は、数多くのアーティストによって取り上げられていて、長い年月の経過とともに、ジャズのスタンダード・ナンバーに変わっていくなんてこともあるかも知れません。
“Karen Souza”(カレン・ソウサ)
アルバム”Velvet Vault”の収録曲です。
相かわらず、原曲の曲調お構いなしの潔さは一本筋が通っています。
それに反して、原曲でささやくようにかすかに聞こえる”Big Boys, Don’t Cry”のくだりは忠実に再現しているのが可笑しいです。
>アルバム”Velvet Vault”に関する記事はこちらから
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“Diana Krall”(ダイアナ・クラール)
ロック・ミュージックやポップスのカバー曲を集めたアルバム”Wallflower”の収録曲です。
“Diana Krall”のバージョンは、比較的原曲に近いアレンジです。
あの甘美のメロディーを”Diana Krall”のピアノで聴けるのはうれしいですね。
原曲の楽曲の素晴らしさがあってのことですが、間奏のピアノとストリングスが絡んだあたりは、比類なき美しさを感じます。
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