ジャズの醍醐味のひとつに、スタンダード・ナンバーの演奏があります。
同じ曲が、アーティストによって、どのようにかわるのか、その違いを楽しみましょう。
今回のスタンダード・ナンバーは、”Fly Me to the Moon”です。
当時この曲が、初演されたときのタイトルは、”In Other Words”でした。
曲中にも、”In Other Words, I Love You”という歌詞がでてきますが、2人のアーティストのこの歌詞の部分に注目してください。
ところで、あなたは、甘口と辛口のどちらのジャズをお好みですか。
Halie Loren (ヘイリー・ロレン)
もちろん、”Halie Loren”、こちらの方が甘口になります。
“Halie Loren”の甘い歌声で、”I Love You”などと言われたら、とろけそうになりますよね。
「私を月に連れてって!」と愛らしく懇願しているかのごとく歌うしぐさがたまりません。
Diana Krall (ダイアナ・クラール)
辛口がお好きな方は、断然、”Diana Krall”でしょう。
“Diana Krall”のあの低音の歌声で、”I Love You”と言われたら、背筋がしゃんと伸びそうな気になります。
ジャズ・ピアニストでもある”Diana Krall”の”Fly Me to the Moon”は、ピアノ・ソロの部分も聴きごたえ十分です。
同じ、Diana Krallのパフォーマンスでも、こんなに、神妙な”Fly Me to the Moon”もあります。
ピアノの弾き語り形式です。
聴衆も息をのむように聴きいっています。
Nicki Parrott(ニッキ・パロット)
スタンダード・ナンバーを集めたアルバム”Fly Me to the Moon”に収録され、タイトル曲にもなっています。
ウッド・ベースを弾きながら歌う姿は、”The Police”の”Sting”の”Every Breath You Take”を彷彿させます。
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