“10cc”の”I’m Not in Love”。
この不朽の名曲は、多くの音楽ファンに愛され、ロック・アーティストはもとより、ジャズ・アーティストの間でもカバーされています。
最近では、”Diana Krall”のロック・ミュージックおよびポップ・ミュージックのカバー曲を集めたアルバム”Wallflower”のバージョンが記憶に新しいところです。
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念のため、オリジナルのバージョンはこちらです。
本当にすばらしい曲です。
ところで、”10cc”の”People in Love”という曲を知っていますか?
この曲は、”Deceptive Bends”(邦題「愛ゆえに」)というアルバムに収録されている曲ですが、”I’m Not in Love”があまりにも有名なため、ロック・ミュージックの歴史に埋もれてしまった感があります。
本当によい曲なので、知らないひとはぜひ一度聴いてほしいと思います。
>アルバム”Deceptive Bends”に関する記事はこちらから
“I’m Not in Love”好きのあなたにおすすめの”10cc”のアルバム!
“10cc”の曲をもっと知りたいと思ったあなたは、ネットで検索すると”10cc”のおすすめのアルバムに、”The Original Soundtrack”を推しているひとが多いことに気がつくことでしょう。
>アルバム”The Original Soundtrack”に関する記事はこちらから
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単に、”I’m Not in Love”が収録されているという理由で、このアルバムをすすめているひとがいますが、おめあての”I’m Not in Love”以外の曲に戸惑うひとが多いのではないかと思います。
“The Original Soundtrack”は、アルバム自体は素晴らしい内容ですが、”10cc”入門編ではないと感じます。
アルバム冒頭の組曲”Une Nuit A Paris”は、映画好きの”Lol Creme”と”Kevin Godley”のシニカルな世界がとっつきにくいと思われます。(しかし、この曲とそれに続く”I’m Not in Love”を通して聴くことによって、”I’m Not in Love”の本当の素晴らしさが理解できると私自身は信じています。)
アルバム収録曲の”The Second Sitting For The Last Supper”(邦題:「2度目の最後の晩餐」)と”Life Is A Minestrone”と(邦題:「人生は野菜スープ」)はどちらも名曲ですが、”I’m Not in Love”のような甘いラブ・ソングではないですからね。
では、”I’m Not in Love”のような曲を期待しているひとにおすすめの”10cc”のアルバムは何かというと、”Deceptive Bends”(邦題:「愛ゆえに」)にです。
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前述の”People in Love”も収録されていますし、もうひとつそれに匹敵するほどの名曲”The Things We Do for Love”も収録されています。
アルバムのラストを飾る組曲”Feel the Benefit”も、”The Original Soundtrack”の組曲”Une Nuit A Paris”よりも、ずっと親しみやすくわかりやすいメロディーです。
“I’m Not in Love”好きのあなたにおすすめの”10cc”のラブ・ソング!
さらに、”I’m Not in Love”のような美しいラブ・ソングが好きな方におすすめしたい”10cc”の曲を年代別にご紹介したいと思います。
まずは、デビューアルバムでセルフタイトルの”10cc”から、”Fresh Air From My Mama”です。曲の内容はラブ・ソングとはちょっと異なりますが、美しいメロディーは初期の時代にも垣間見ることができます。
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さらに、”The Original Soundtrack”の次作の4作目のアルバム”How dare You”からは、”I’m Manday Fly Me”がおすすめです。
しかし、アルバム”How Dare You”の方は、表題曲からして、インストルメンタル・ナンバーと、前作の”The Original Soundtack”以上に難解です。(それでも、”Rock’N’Roll Lullaby”や”Don’t Hung Up”など私にとってはたまらない曲が入っている愛すべきアルバムです。)
>アルバム”How Dare You”に関する記事はこちらから
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そして、”Deceptive Bends”の次作にあたる6作目のアルバム”Bloody Tourlist”からは、”For You and I”がおすすめです。
>アルバム”Bloody Tourist”に関する記事はこちらから
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