“Lady Gaga”「レディー・ガガ」主演の”A Star Is Born”(アリー/スター誕生)”観てきました。
先日、観た”Queen”のドキュメンタリー映画”Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)”があまりにも良かったので、普段あまり映画を観ない私も今度も妻と一緒に、浜北のサンストリートへ出かけてきました。
開始から30分で涙ダダ漏れ
“Lady Gaga”「レディー・ガガ」というと、奇抜な出で立ちで、ダンサンブルな楽曲に合わせて踊りながら歌うというイメージがありましたが、最初に彼女が歌ったのは、なんと”La Vie en Rose”「ラビアンローズ」でした。
この曲を聴いて彼女に抱いていたイメージががらりと変わりました。
“Lady Gaga”「レディー・ガガ」、「歌唱力だけで勝負できるじゃん!」と心の底から思いました。
同じように感じたのが、もう一人の主人公、カリスマ・ロック・シンガーのジャックでした。
この曲がきっかけで、”Lady Gaga”「レディー・ガガ」演じる「アリー」は、ジャックのハートを射止めるのでした。
その後の展開はあれよあれよという間に、「アリー」は、スターへの階段を駆け上がっていくのですが、私の妻は、この展開に少々興ざめたことを言っていました。「レディー・ガガ、もともとスターじゃん」。
元も子もないことを言っている妻を尻目に、アリーが、スターへの一歩を踏み出す出来事が起こります。
ジャックは、彼のコンサートで、アリー自作の歌を披露し、彼女にもステージで歌うように促すのです。
その曲が、”Shallow”です。
この曲を聴いて、体が震えるほどの感動をおぼえました。
きっと、会場にいた聴衆も同じ思いだったことでしょう。
アリーの圧倒的な歌唱力に心を奪われました。
「これは、レディー・ガガじゃない!」
映画というものは、誰に感情移入するかによって、楽しみ方やその評価も違ってくるのではないでしょうか。
“Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)”のときは、私は完全に、「フレディ・マーキュリー」になりきっていました。
今回は、ジャックの視点で映画を観ていました。
最初は、ジャックの力を借りて、スターへの道を歩み始めたアリーが、やがて、彼の力を借りのことなく、多くのファンに支持され、最後には、ジャックが、アリーの音楽活動の足でまといにまでなってしまいます。
さらには、アリーは、敏腕プロデューサーの思惑でダンサーを従えて、曲調もよりダンサンブルなものへと変化していくのです。
「こんなのレディー・ガガじゃない!」と思わず心の中で叫んでしまいました。
不思議なもので、最初に抱いていたレディー・ガガのイメージに近づいているのに連れて、だんだんアリーが遠い存在に見えてくるようになりました。
きっと、ジャックも同じように感じたことでしょう。
しかし、最後には、アリーが、本来の彼女らしい歌声を取り戻してくれたのは、救いでした。
本当に、レディー・ガガは素晴らしいシンガーです。
その後は、パブロフの犬状態
映画の余韻に浸ろうと、さっそく、「A Star Is Born(アリー/スター誕生)」サウンドトラック版のCDを購入しました。
車の中で、よく聴いていますが、「Shallow」が流れると、映画のシーンが思い出され、涙腺がゆるくなってきます。
とんだ「パブロフの犬」状態です。
このサウンドトラック版のCDは、映画の挿入歌だけでなく、曲と曲の間に、映画のセリフが再現されています。
ですので、より、映画のシーンが鮮明に甦ってきます。
これで、車を運転しながら、号泣しているひとが増えているはずです。
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