“Sara Evans”(サラ・エヴァンス)美人カントリー・シンガーの横顔は!?

アーティストの横顔

“Sara Evans”(サラ・エヴァンス)は、ミズーリ州出身のカントリー・シンガーで、伸びやかで透き通る歌声は、力強さと優しさを併せ持っています。特に、パワフルなバラードは彼女のもっとも得意とする分野です。また、米国を代表するシンガーでありながら、日々の暮らしを大切にする一面もあります。その横顔を眺めていきたいと思います。

“Sara Evans”(サラ・エヴァンス)のプロフィール

・本名:”Sara Lynn Evans”(サラ・リン・エヴァンス)
・職業・肩書:カントリー・シンガー
・出生地:Boonville, Missouriミズーリ州ブーンビル
・生年月日 1971年2月5日

カントリー・バーでの人気者!

彼女は、ミズーリ州のニューフランクリンの小さな町の近くの農場で育ちました。
まだ4歳のころからカントリーとブルーグラスの音楽を歌っていました。
それは、やがて、彼女がリード・ボーカルを務め、2人の兄弟が楽器を演奏するというファミリーバンドのスタイルに変わっていきました。
同世代の若者と同様、ラジオからカントリー・ミュージックやポップ、ロックを聴いて育ちました。
とりわけ、”Stevie Nicks”(スティービー・ニックス)や”Phil Collins”(フィル・コリンズ)などを好んで聴いていたそうです。

(”Stevie Nicks”は、”Fleetwood Mac”、”Phil Collins”は、”Genesis”というバンドのメンバーです。)

>”Fleetwood Mac”に関する記事はこちらから

>”Genesis”に関する記事はこちらから

その後、運転免許を取得するころには、30マイルの道のりをColumbiaにある”Country Stampede”というカントリー・バーで演奏するために車を走らせました。
そこで、彼女は、大学生や地元の人に最も人気のあるパフォーマーとなりました。
1991年、ニューフランクリン高校を卒業した後、ナッシュビルに自らの夢を追いかけるために旅立ちました。

ロック色が強すぎる?!

ナッシュビルでは、”Holiday Inn”でパートタイマーとして働きながら、音楽活動を続けていました。
ようやく、”RCA”とのレコード契約にこぎつけ、最初のアルバム”Three Chords and the Truth”をリリースします。
しかし、カントリー・ミュージックの評論家からは、「ロック・ミュージックやポップ・ミュージックの影響を強く受けすぎている」という厳しい評価を受けました。
(私の個人的感想では、”Three Chords and the Truth”は、純粋なカントリー・ミュージックに聴こえますし、後の”Born to Fly”の方がよほどロックよりだと思います。売れてしまえば評論家は口をつぐむものなのでしょうか。)

当の本人の”Sara Evans”も、当時のアルバムについてこう振り返っています。
「もし私があの頃に戻れるのなら、自分にこう言ってあげたいわ。『もっと音楽の幅を広げて、そんなひどいレコード”such a hillbilly record”なんて作らないで!」
“hillbilly”というのは、南部の山奥のいなか者という口語表現です。

セカンド・アルバムの”No Place That Far”では、最初のヒットをとばしたものの、彼女を大成功に導いたのは、サード・アルバムの”Born to Fly”でした。
“Academy of Country Music’s Top Female Vocalist Award”(アカデミーオブカントリーミュージックのトップ女性ボーカリスト賞)を受賞し、
代表曲の”Born To Fly”で”Country Music Association trophy”(カントリーミュージック協会のトロフィー)を獲得しました。
また、同曲は、”The award for Music Video of the Year”(ミュージックビデオオブザイヤー)も受賞しました。

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その後の”Restless”、”Real Fine Place”、”Stronger”、”Slow Me Down”と続く快進撃は周知のとおりです。

詳しくは、こちらをご覧ください。↓

>”Sara Evans”に関する記事はこちらから

自身のレーベルからリリースされたアルバム”Words”

やがて、8枚目のスタジオ・アルバムをリリースするときに、彼女に転機が訪れます。
8枚目のスタジオアルバム”Words”は自身のレーベル”Born To Fly Records”(代表曲の曲名にちなんで名づけられた)からリリースされました。
彼女は、この小さなレーベルの責任者として、複数の部署からなる共同作業によってアルバムが作られる従来の大手レコード会社とは異なる手法でアルバム作りが行われました。
それは、”Sara Evance”がこれまで音楽活動をしてきた経験と彼女自身の本能的な感覚に焦点を当てたアルバム作りでした。
皮肉なことに、ラジオやコンサートなどの商業的な成功が、”Sara Evans”をアメリカを代表する国民的シンガーにまで育て上げてきた要因でしたがその一方で、より売れるポップな音楽を求められるうちに、アーテイスとしての”Sara Evans”が自分のパーソナリティを狭めているように感じるようになりました。

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生活スタイル提案型のブログ開設

彼女のアルバム・タイトルと同名の”A Real Fine Place”という名のブログを立ち上げています。
このブログは、”fashoin & Whimsy(気まぐれ)”というサブタイトルとおり、ファッション、美容、料理をテーマとしたライフスタイルを提案したブログです。

大スターとなった今でも、普段の生活を大切にする”Sara Evans”の細やかな姿勢が伝わってくるブログです。

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TVドラマの伝説のカントリー・シンガーのロール・モデル?

カントリー音楽の本場テネシー州ナッシュビルを舞台にカントリー・シンガーの人間ドラマを描いたテレビ・ドラマ”Nashville”の制作の際に、監督が、”Sara Evnas”にドラマのリアリティーさをだすために監修を依頼したというエピソードがあります。
とりわけ”Connie Britton”(コニー・ブリットン)演じる伝説のカントリー・シンガーでツアーをこなしながら母親としても活動する”Rayna Jaymes”(レイナ・ジェームス)のキャラクター作りには一役買ったようです。
そのことについて、”Sara Evans”は次のように語っています。
「私はレイナ・ジェームスになりたいと思わないわ。第一、自動車事故で死にたくはないわ」

ロック・カバーアルバムを近日発表?!

最新(2020年)の動向として、”Sara Evans”は、ロック・ミュージックのカバーを試みています。
私が、青春時代に聴いた音楽が目白押しです。

  • “Don’t Get Me Wrong”/ The Pretenders
  • “Come On Eileen”/ Dexys Midnight Runners
  • “Whenever I Call You Friend” / Kenny Loggins and Stevie Nicks
  • “Monday Morning” / “Fleetwood Mac”
  • “My Sharona” / Knack

“Sara Evans”は、”Stevie Nicks”を相当気にいっているようですね。”Fleetwood Mac”の曲も含めて13曲中に2曲も収録されています。

“Stevie Nicks”の曲に”Sara”という曲がありますが、残念ながら”Sara Evans”のことではありません。

彼女の友人の名前とか、生まれてくる子供につけるためのものだったという説があります。

まだ、現時点(2020年5月10日現在)では、アルバムとしてリリースされていませんが、おそらくアルバム・タイトルは”Copy That”になると思います。
“Copy That”というタイトルは、曲をそのままコピーするように最善を尽くしたので、アルバムを”Copy That”と名付けることに決めたのだと言います。
直近のアルバム”Words”で、ありのままの自分を表現した”Sara Evans”が今なぜカバー・アルバムをリリースするのかと思いますが、その理由を彼女自身がこう語っています。
「私はあらゆる種類の音楽が大好きで、カバーバンドで育ちました。
4歳の時にステージに立ったころから私の人生は、他の人の曲をカバーしてきたので敬意を払っていますし、それらを模倣するのが大好きです。」
ただ、これまで音楽経験を積んできた”Sara Evans”が聴かせるカバー曲が単なる模倣で終わることは決してないでしょう。

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