Burt Bacharach(バート・バカラック)ロック・ジャズ界に与えた影響

洋楽 おまけコーナー

洋楽ファンであれば、偉大な作曲家”Burt Bacharach”:(バート・バカラック)の名を耳にしたことはあるでしょう。

しかし、音楽ファンでなくても、彼の作品を聴いたことがない人はいないでしょう。

「ポピュラー音楽の名曲の8割は、Burt Bacharach”:(バート・バカラック)が書いている」といった表現もあながちおおげさではないのかも知れません。

ふと聞こえてきた曲が、気になって調べてみると彼の作品だったということも珍しくないし、お気に入りのアーティストの曲が実は、彼の作った曲だったということは一度や二度ではありません。

ロック界やジャズ界でもジャンルを越えて彼の作品を愛してやまないアーティストがたくさんいます。

“Burt Bacharach”作品をさらに魅力的に表現した作品をご紹介していきたいと思います。

名曲の8割は、「バート・バカラック」が書いている

“The Beatles: Baby It’s You”

思い返せば、”Burt Bacharach”作品との最初の出会いは、”The Beatles”がカバーした”Baby It’s You”でした。

当時、”Lennon-McCartney”の共同名義で作られたきら星の作品群の中にあっても、なんら遜色のない作品として肩を並べていました。

今聴いても、色褪せることのない名曲です。

“Carpenters: Close to you”

続いて、”Carpenters”:(カーペンターズ)の代表曲”(They Long To Be) Close To You”です。

私は、Carpentersの曲の中で一番好きな曲です。

この曲も、各音楽のジャンルのアーティストが好んで取り上げている曲で、レゲエ調にアレンジした”The Pacifists”の作品や、ジャズ・テイストがとても良い雰囲気を醸し出している”Nicki Parrott”(ニッキ・パロット)のものがあります。

ちなみに、”Nicki Parrott”は、アルバムまるごと一枚、”Burt Bacharach”作品カバー集のトリビュート・アルバム”Close to You ~ Burt Bacharach Song Book”をリリースしています。

>”Nicki Parrott”に関する記事はこちらから

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“Workshy: I say a little prayer”

お洒落で心地良いサウンドが持ち味の日本で人気のある”Workshy”も、”I say a little prayer”をカバーしています。

“Workshy”のカバー・アルバム”Soul Love”に収録されています。

>”Workshy”に関する記事はこちらから
そして、”Nicki Parrott”のジャズ風アレンジも、前述のトリビュート・アルバムに収められています。

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“Naked Eyes: Always Something There to Remind Me”

エレクトリック・ポップのデュオの”Naked Eyes”が取り上げているのが”Always Something There to Remind Me”です。

メランコリックな曲調が持ち味の”Naked Eyes”の作品群と並んでもなんら違和感を感じさせない好アレンジです。

>”Naked Eyes”に関する記事はこちらから

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“Vanessa Williams: Alfie”

実力派シンガーの”Vanessa Williams”が熱唱しているのは、”Alfie”です。

多くのアーティストが取り上げている曲を、敢えて歌うのはよほどの歌唱力の裏付けがあってのことだと思います。

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“Diana Krall: The Look of Love”

ジャズ・アーティストも好んで取り上げているのは、”Diana Krall”もカバーしている”The Look of Love”です。

“Diana Krall”のアルバム・タイトルにもなっているほどなので、彼女自身も相当気に入ってる曲なのだと思います。

ジャズのスタンダード・ナンバーの殿堂入りも伺えるのではないかと思います。

>”Diana Krall”に関する記事はこちらから

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“Diana Krall: Walk on By”

続いて、またしても”Diana Krall”が取り上げているのは、”Walk on By”です。

こちらは、”Diana Krall”のアルバム”Quiet Night”に収録されています。

このアルバムは、”Walk on By”を始めとした名曲揃いで、個人的には、メジャーなアルバムの”The Look of Love”にも負けないぐらいの名盤だと思っています。

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“Elvis Costello: I’ll Never Fall in Love Again”

“Diana Krall”の夫である”Elvis Costello”も、”Burt Bacharach”の作品を揃って取り上げているのは、とても興味深いものです。

夫婦揃って、お気に入りの作曲家なのでしょう。

雨にぬれても”Raindrops Keep Falling On My Head”

西部劇映画『明日に向って撃て!』の挿入歌であるこの曲は、音楽ファン、映画ファンでなくても誰もが知っている曲でしょう。

あまりに有名な曲のせいか、意外とロックやジャズでもカバーするアーティストはほとんどいません。

歴史に残る映画音楽といえると思います。