【洋楽】おすすめのアーティスト~”The Stone Roses”(ストーン・ローゼズ)

迷ったらこの1枚「おすすめのアルバム」は、”“The Stone Roses” ” (セルフ・タイトル)です。

Beatles後継者の最右翼

“The Beatles”の後継者と評されるバンドは、数多ある中で、最もそれに近いバンドの一つでしょう。

デビュー・アルバムにして、その評価をものにしたのですから、相当の実力の持ち主です。

ただ、活動期間があまりにも短すぎました。

この後、セカンド・アルバム”Second Coming”を発表後、間もなく解散してしまいました。

本当に惜しい幕切れでした。

王者の貫禄と瑞々しい危うさ

音楽界が注目した世紀のアルバムをたどっていきましょう。

1曲目の”I Wanna Be Adored”:アルバム全体に言えることですが、曲のセンスは抜群ですが、まだ、初々しいところがありますね。

まだ青いというか、アルバム・ジャケットにあるようにレモンのような酸っぱさがあります。

(この「王者の貫禄」と「瑞々しい危うさ」のアンバランスなところが、”The Stone Roses”の魅力のひとつかも知れません)

決して、奇抜な曲でも奇をてらった曲でもありませんが、何か新しい音楽の幕開けを感じさせる不思議な魅力があります。

ボーカルの”Ian Brown”に、「もう少しマイクを近づけて歌った方がいいよ」(和田アキ子や布施明の距離だよ)と余計なアドバイスをしたくなります。

2曲目の”She Bangs the Drums”:”Stone Roses”の評価を決定付けた曲です。

前奏のベースが唸った後に、小気味良いギターが響き渡ります。キャッチーなメロディーで、”The Beatlesの・・・”と囁かれるのも頷けます。

続く”Waterfall”:続けざまに、こんな名曲を聴かされたら、誰だって、ビギナーズ・ラックなどとは言わないですよね。

メロディー・センスは只者ではないです。

間奏部分の、ギターの心地良さといったらないですよね。震えを覚えます。

8曲目の”Made of Stone”:淡々と歌う中でも、サビの部分の美しさは強烈な印象を残しています。

ベースギターの歌うような軽快なリズムは、この曲の良いアクセントとなっています。

11曲目の”I Am the Resurrection”:私の中での”The Stone Roses”№1ソングです。

まず、前奏のドラムの刻み素晴らしい。続く、メロディアスなベース・ギターが絡むと黄金ロックの誕生です。

もう、絶対いい曲になるに決まっているという予感というか確信が芽生えます。

サビの部分も勿論素晴らしいですが、それまでの導入部がサビの美しさを一層引き立てます。

デビュー・アルバムにして、この到達点はありえないでしょう。

ファンキーの中にも、美しいメロディーは健在

あれだけ評価の高かったデビュー・アルバムでしたが、セカンド・アルバム”Second Coming”は、デビュー・アルバムの流れを踏襲することはありませんでした。

王道のブリティッシュ・ロックから少し離れて、ファンキーな音に変わってきた感があります。

デビュー・アルバム後のシングル曲の”One Love”には、デビュー当時のメロディー重視の面影はまだ残っています。

前奏こそ、セカンド・アルバムのファンキーさはあるにしても、サビの部分のメロディーの美しさは健在です。

もうしばらくこの路線で行ってくれたらと思ったのは、私ひとりだけでしょうか。

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