【洋楽】おすすめのアーティスト”Sweetbox”(スウィートボックス)

洋楽アーティスト紹介

迷ったらこの1枚「おすすめのアルバム」は、”Adagio” です。

“Sweetbox”(スウィートボックス)は、ドイツ出身の音楽ユニットで、「G線上のアリア」をサンプリングした”Everything’s Gonna Be Alright”が世界中で大ヒットしました。

その時のボーカルが”Tina Harris”で、”Sweetbox”の歴代のボーカリストの中では3人目にあたります。

プロデューサーである”Roberto “GEO” Rosan”が、様々なボーカリストを起用して、クラシック音楽とポップ・ソング(ヒップ・ホップやR&B等)を融合した音楽を作り続けてきました。

そして、セカンド・アルバムの発表を期に、ボーカルが、4代目の”Jade”に代わると、ボーカリスト”Jade”を中心としたプロジェクトに変貌してきました。

ヒップ・ホップとクラッシック音楽の融合 ”Sweetbox”

ヒップ・ホップとクラッシック音楽の融合である”Everything’s Gonna Be Alright”が発表されたときは、新たな音楽の一大ムーブメントの幕開けを感じました。

「G線上のアリア」のサンプリングされたメロディーにのって、”Tina Harris”が歌うヒップ・ホップはあまりにも斬新でした。

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2作目もクラシック音楽を意識したものに ”Classified”

2作目のアルバム”Classified”もクラシック音楽とポップ・ミュージックを融合した作品が並びます。

この作品から、ボーカルが、”Jade Villalon”に代わります。

前作の話題作の”Everything’s Gonna Be Alright”が、”Jade”バージョンで収録されています。

他にも、ストリングスをベースに、”Jade”が歌いあげるシンブル・カットされた”For The Lonely”など格調高い曲が連なります。

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ボーカリストの名を冠した ”Jade”

3作目のアルバムは、ボーカリスト”Jade”のソロ・プロジェクトの色合いを深めた彼女の名を冠したその名も”Jade”というタイトルとなりました。

これまで、クラシック音楽とポップ・ミュージックの融合という音楽的な手法に注目されていた”Sweetbox”ですが、”Jade”の音楽的な才能が見事に開花され、”Jade”サウンドで真っ向勝負できる曲のひとつが本作”Jade”に収録されている”Reed My Mind”でしょう。

>アルバム”Jade”に関する記事はこちらから

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再びクラシック音楽路線へと回帰 “Adagio”

アルバム・タイトルが物語っているように、”Sweetbox”の音楽も再び、クラシック音楽路線へと回帰していきます。

本作”Adagio”の代表作となる”Life is Cool”は、「バッヘルベル」の「カノン」をテーマにした曲です。

その他、モーツァルトの「レクイエム」や、「アヴェ・マリア」をモチーフにした曲が多数収録されていて思わずにやりとさせられることでしょう。

しかし、今回のクラシック音楽との融合は、単にクラシック音楽をサンプリングしたものに現代的な音楽をのせるというものではなく、これまで以上に両者の融合が深化しいっそう親和性がとれたものとなっています。

>アルバム”Adagio”に関する記事はこちらから

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クリスマス・ソングのおまけ付き “After the Light”

結成10周年の節目を迎えた”Sweetbox”が、クリスマス・ソングを収録したファンへのプレゼント的な作品です。

表題曲の”After the Light”は、成熟した”Jade”が、情感を込めて歌い上げるストリングとピアノの楽曲が美しい壮大な曲です。

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融合の域を超えた “Addicted”

再び、本作”Addicted”収録曲の”Here Comes the Sun”(”The Beatles”の”George Harrison”の曲で同名の曲がありますが、ちなみにカバー曲ではありません)で、「バッハ」の「無伴奏チェロ組曲」のテーマが流れます。

ここまで来ると、もうクラシック音楽との融合というよりも、「バッハ」の「セルフ・カバー」か、バッハ自身による「リミックス」にも聴こえてくるような気がします。

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メンバーが代わっても引き継がれる音楽性

しばらく続いた”Jade”と”Geo”による体制も、2007年に2人が脱退し、2008年に新ヴォーカルになった”Jamie”(ジェイミー)が、様々なプロデューサーを起用しての活動をスタート切ることになりました。

新生”Sweetbox”も、”We Can Work out”(こちらも”The Beatles”の同名異曲です)で、「ビバルディ」の「四季」がモチーフに使われています。

メンバーは代わっても、”Sweetbox”の根底にあるものは引き継がれています。

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