迷ったらこの1枚「おすすめのアルバム」は、 “Stars” です。
“Stars” 抜きでも名アルバム
代表曲の “Stars”が、収録されていて、アルバムタイトルも、”Stars”で、非常にわかりやすいです。
しかし、このアルバムは、たとえ”Stars”が入っていなくても、やはりおススメのアルバムなのです。
なぜなら、名曲揃いだからです。
1曲目の”Something Got Me Started”からして、奮っています。
間奏のサックスが、イカしています。
続く、”Stars”は、ジャンルを越えた名曲です。
3曲目の”Thrill Me”も、前2曲のテンションを保っています。
さらに、4曲目の”Your Mirror”も、ボーカルの”Mick Hucknall”が、その歌唱力を存分に発揮し、しっとりと歌い上げるナンバーです。
メンバーに、日本人の名前がクレジットされています。
「屋敷 豪太」です。
ドラムを担当しています。
日本人が、こんなビックなアーティストといっしょに活動しているなんて誇らしいですね。
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ジャンル分けが難しい
“Simply Red”初期の作品群
“Simply Red” は、ジャンル分けが、難しいアーティストです。
「ロック」に分類するのは、ちょっとためらいますね。
初期のアルバム”Picture Book”や”Men And Women”は「ソウル」色の強い曲が多いです。
ソウルフルでありながら、ジャズやロックの側面も併せ持つ多彩な音楽を、その類まれな歌唱力で歌い上げる独創性豊かなバンドです。
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そして、3作目の”New Flame”では、ソウルフルな中にも、洗練された音が加わり、楽曲の質の向上も伴って各曲の魅力も随分と高まった感じがします。
また、オリジナル曲を上回るヒットを飛ばしたカバー曲”If You Don’t Know Me By Now”も収録されていて、”Mick Hucknall”の歌唱力の高さとメンバーの演奏技術の高さが伺えます。
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“Stars”以後の作品群
アルバム”Stars”以後の作品も魅力的です。
次作の”Life”は、大ヒットアルバムの注目が集まるアルバムでしたが、当の”Mick Hucknall”は、周囲の雑音にはお構いなしに、淡々と洗練した楽曲を作り上げました。
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さらに、アルバム”Blue”では、レゲエ調のリズムを取り入れ、その音の広がりはさらに発展していきました。
アルバムの各曲の曲調は、多種多様ですが、変わらないのが、”Mick Hucknall”の魅惑の歌唱力と類まれなる歌の表現力です。
その魅力をこの”Blue”でもたっぷりと味合うことができます。
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マンチェスターはロック・バンドの名産地?
もともと、ボーカルの Mick Hucknall のソロ・プロジェクト的な要素が強く、アルバムごとにセッション・メンバーも変わっています。
それでも、(だからこそと言うのか・・・)、色々なジャンルの音楽を取り入れながらも、”Simply Red” の色は変わらずにあせることもないのでしょう。
(「単に赤」ですが・・・)
色と言えば、”Mick Hucknall”の自らの赤毛からとったというのは、誰しも納得がいくところですが、もうひとつの意味は、地元のサッカークラブ「マンチェスター・ユナイテッド」のシンボルカラーからとったという話です。
出典:www.omimin.com
本当に、マンチェスターには、すばらしいアーティストがどんどん出てきますね。
“10cc” 、”OASIS” 、”New Order” 、”Stone Roses” etc.
マンチェスターの土壌でしょうか?