【洋楽】おすすめアーティスト~”Shania Twain”(シャナイア・トゥエイン)

洋楽アーティスト紹介
迷ったらこの1枚「おすすめのアルバム」は、”Come On Over” です。

“Shania Twain”は、ジャンル上、「カントリー」ミュージックということになっていますが、最近は、音楽界の各ジャンル間の垣根がどんどん低くなってきています。

“Shania Twain”の場合は、限りなくロックに近いカントリーというポジションにあるように思えます。

ロックへの深化がますます進んでいる中で、この”Come On Over”は、カントリー・ミュージックとロック・ミュージックの絶妙のバランスの上に成立していると言えます。

カントリー・ミュージックとロック・ミュージックの見事な融合

大ヒット曲”When”収録のアルバム”Come On Over”

前作の”Woman in Me”は、かなりカントリー色の強いアルバムでしたが、本作”Come On Over”は、表題曲など、カントリーの要素が多く感じられる曲はありますが、大ヒット曲の”When”は、ロック・ミュージックそのものです。

そして、次作のアルバム”Up!”では、表題曲の”Up!”(日本でも車のCMに起用されたことがあるので曲名は知らなくても聞いたことがある人は多いでしょう)をはじめとし、ロック調の曲がずらりと並びます。

そう言う意味では、両方のジャンルの魅力を程よく併せ持つアルバム”Come On Over”は、幅広い音楽ファンに愛される作品と言えると思います。

(私にとっては、ロック・ミュージックに、カントリー調の楽器の使い方が随所に散りばめられていて、カントリー・ミュージックのフレーバーを加えたという印象です)

アルバム”Come On Over”に収録されている大ヒット曲”When”は、カントリー・ミュージックの中では、勿論、ポップ・ミュージックにおいても、傑作と呼ぶのに相応しい曲です。

楽曲の良さは勿論ですが、この曲がこれほど魅力的なのは、”Shania Twain”の歌声にあると思います。

少し鼻にかかった甘ったるい声が実に魅力的です。

“When”のようにロック調のパワフルな曲や、”You’re Still the One”などのしっとりと聴かせる曲も本当に、”Shania Twain”の持ち味が出ています。

それ以外にも、カントリー・ミュージックの良さを感じる数多くの作品がありますので、ロック・ファンの方にとっても、カントリー・ミュージックをこれから聴いてみたいという人にとって良いきっかけになるアルバムだと思います。

>アルバム”Come On Over”に関する記事はこちらから

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ロック・ファン必聴のおすすめカントリー・ミュージシャン

ロック・ファンの方で、これからカントリー・ミュージックを聴いてみようと思う方へおすすめなのが、”Sara Evans“と、”Sunny Sweeney“です。

本当に、良い曲がたくさんあるのですが、1曲ずつの紹介とさせていただきます。

Sara Evans“の”I Keep Looking“(アルバム”Born to Fly“に収録)

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Sunny Sweeney“の”From A Table Away“(アルバム”Concrete“に収録)

>”Sunny Sweeney”に関する記事はこちらから

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カントリー・ミュージックの概念が変わると思います。

2人ともすごく美人ですが、断じて顔で選んでませんからね。

多様なバージョンのアルバム”Up!”

次作の”Up!”も、表題曲の”Up!”は、勿論ですが、続く、”I’m Gonna Getca Good!“もかなりイカしたナンバーです。

そして、このアルバム”Up!”は、興味深い試みがあります。

アルバムが2枚組になっているのは、それほど珍しいことではないですが、2枚目の内容が、1枚めのオリジナル曲の全ての曲の別バージョンが収録されていることです。

例えば、1枚め(REDバーション:CDの色が赤)には、”Up!”の通常版(ロック調)、2枚め(BLUEバージョン:CDの色が青)には、”Up!”のエスニック(ワールド・ミュージック)風が収められています。

そして、もう1種類あります。

1枚目が、通常版であるのは同じですが、2枚め(GREENバージョン:CDの色が緑)が、カントリー・バージョンになっているものです。

3バージョン聴き比べてみるのも楽しいでしょう。

>アルバム”Up!”に関する記事はこちらから

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硬質化する?甘い歌声

アルバム”Up!”からしばらくぶりに発表されたアルバム”Send It With Love“(もしくは、”The First Time,For The Last Time“のタイトルとなっています)の”Shania Twain”の変貌ぶりに、昔からのファンは少し戸惑ったかも知れません。

実は、このアルバムは、1990年にカナダの”Limelight Records”社が”Shania Twain”がまだメジャー・デビューする前にメジャー・レコード・レーベルにロック・シンガーとして売り込んだデモ音源をもとに製作されたものです。

カントリー・ミュージックの要素は微塵もありませんし、何より、”Shania Twain”の最大の魅力である甘ったるい歌声は随分硬質化されたような気がしたのも無理はありません。

それでも、”For The Love of Him“のような楽曲が素晴らしい作品も収録されているのでご紹介します。

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>”Shania Twain”のおすすめの曲ランキング