【洋楽】おすすめのアーティスト~”Sad Cafe”(サッド・カフェ)

迷ったらこの1枚「おすすめのアルバム」は、”Misplaced Ideals” です。

食わず嫌い?

アルバム・ジャケットは、気色悪いのに、以外と中味は素晴らしいアルバムってありますよね。

“King Crimson”の”In the Court of the Crimson King”などは、その代表的な例ではないでしょうか。

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“Sad Cafe”の”Misplaced Ideals”が発表された当時、LPジャケットの帯には、「決してひとりではみないでください」の文字が付してありました。

そして、CDとなった今でも、くり抜き覆面カバー付の”Led Zeppelin”の”In Through the Out Door”(発売当時、アルバムデザインが4種類あって、何がでるのかは、お楽しみというコンセプトのアルバムジャケットでした)状態で販売されています。

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このアルバムの前作(ファースト・アルバム)の”Fanx Ta-Ra”が、半裸のきれいなお姉さんが、鏡越しに、出て行く恋人を涙目で見つめているのとは、対照的です。

>アルバム”Fanx Ta-Ra”に関する記事はこちらから

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中味は美味しい

さて、肝心のアルバムの中味です。

1曲目の”Restless”は、重厚なギターで始まる緊張感のある曲です。

2曲目の、”Send in the Clowns”は、サックスの音が冴えたエネルギッシュな曲で、ボーカルの”Paul Young” の小気味よいシャウトが曲全体の雰囲気を盛り上げています。

一転して、3曲目の”Run Home Girl”は、メロディーラインの美しい曲で、”Fanx Ta-Ra”収録曲の”Black Rose”と並ぶソングライティングの才能を感じさせます。

そして、最後の”On with the Show”で、そのショーの幕を閉じますが、”Paul Young”の歌唱力もさることながら、各パートの演奏技術は確かなものですね。

多くは、スタジオミュージシャンとして活躍した実績があり、他のバンドのレコーディングにも参加しています。

“Paul Burgess”(ドラム) は、”10cc”の”Deceptive Bends”他 に、”Vic Emerson”(キーボード) は、同じく”10cc”の”Ten out of 10″のレコーディングに参加し、ツアーにも帯同しました。

>アルバム”Misplaced Ideals”に関する記事はこちらから

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別人に注意!

ボーカルの”Paul Young”というと、”Hall & Oates”の”Everytime You Go Away”をカバーした実力派シンガーを思い浮かべる人も多いかと思いますが、こちらの”Paul Young”は、”Sad Cafe”の”Paul Young”と別人です。

当時の、ライナーノーツにも、あの”Sad Cafe”の”Paul Young”と書いてあったものもあったぐらいですから、勘違いした人もいたかもしれません。

ただ、どちらの”Paul Young”も歌がうまいなと思います。

特に、”Sad Cafe”じゃない方(ややっこしいですね。)は、当時若いのにこんなにうまいやつがいるんだなと感心しました。

“10cc” の “Eric Stewart” プロデュース

“Sad Cafe”のアルバムというと、”10cc”の”Eric Stewart”がプロデュースしたということで、話題性のある3枚目”Facades”以降が、どうしても注目されがちですが、まだ荒削りなところはあるにしても、それを補うにあまりあるバワーと独創性があったと感じます。

“Eric Stewart”によって洗練された分、その点が影を潜めたのは残念に思います。

ただ、アルバム”Ole”収録曲の、”Misunderstanding”と”L.A.”には目を見張るものがあります。

メロディーラインの美しさは健在です。

そう言えば、”10cc”の”Bloody Tourist”も、この”Misplaced Ideals”のアルバム・ジャケットのデザインは、あの有名な、”Hipgnosis”です。

(ついでに、”In Through the Out Door”もそうです)

当時は、LPジャケットを部屋に飾ったものです。

本当に、”Hipgnosis”彼らの作品はアートそのものでした。

>アルバム”Facades(邦題:「虚飾の扉」)”に関する記事はこちらから

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>”10cc” に関する記事はこちらから

お気をつけください

最後に、アルバム購入時の注意事項です。

“Misplaced Ideals”と同タイトルのアルバムがあります。

ジャケットのデザインが、「ワイングラスを片手に持った女性」のデザインです。

女性の顔がスッポットライトの関係でしょうか、”With the Beatles”状態で半分影になっているものです。

このバージョンは、ジャケットのデザインだけではなく、曲編成も異なっています。

1作目の”Fanx Ta-Ra”と、2作目の”Misplaced Ideals”の佳作を半分ずつ並べたものです。

“To Cut A Long Story Short”(早い話が・・・。(”Spandau Ballet”の”Diamond”より))、初期のベストアルバム的なものです。

“Fanx Ta-Ra”にも、”Hungry Eyes” 、”Black Rose”、”I Believe (Love Will Survive)”などの秀作もあり、このアルバムにも収録されていますので、こちらを敢えて購入するのもよいかもしれません。

(くどいようですが、本来の2作目のアルバム “Misplaced Ideals”は、ジャケットがおどろおどろしい方ですので、ご注意ください。)

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