【洋楽】おすすめのアーティスト~”Roxy Music”(ロキシー・ミュージック)

迷ったらこの1枚「おすすめのアルバム」は、”Siren” です。

美しい歌声で誘惑

“Siren”とは、ギリシャ神話に出てくる魔女で、上半身は女性で下半身は鳥の姿をした魔物です。

美しい歌声で船人を誘惑し、難破させたと言われています。

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出典:Sideshow Collectibles

そのイメージは、”Roxy Music”の5作目”Siren”のアルバムジャケットを参照して下さい。

(バンドのフロントマン”Bryan Ferry”が抱いている”Siren”のイメージです。)

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 出典:Forty Records

この”Siren”は、救急車や消防車の「サイレン」と同じ語源です。

この音(歌声)が聞こえたら気をつけなさいという意味で派生していったものと思います。

そして、この”Siren”は、スターバックスコーヒーのロゴマークにもなっています。

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出典:The FCPA Blog

歌声と言えば、ボーカルの”Bryan Ferry”の歌い方はかなり個性的ですね。

“Roxy Music”結成前に、レコード会社のオーデションに見事に、不合格となったらしいです。

規格外の歌い方なのでしょう。

枠にはまらなくて良かったですね。

恋はドラッグ、声もドラッグ

肝心のアルバム”Siren”ですが、”Roxy Music”中期の代表作”Love is The Drug”(邦題:「恋はドラッグ」が入っています。

しかし、隠れた名曲は、”She Sells”です。

もともと2つの曲を、合成した”Happines is a Warm Gun” (The Beatles) 的な曲です。

元の2曲ともすばらしい曲ですね。

>アルバム”Siren”に関する記事はこちらから

Siren

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“Roxy Music” ディスコグラフィー

“Brian Eno”在籍の最期のアルバム “For Your Pleasure”

“Roxy Music”の数あるアルバムの中でも話題性、芸術性十分のアルバムが、この”For Your Pleasure”です。

「男装の麗人」とも呼ばれた”Amanda Lear”:「アマンダ・リア」をモデルに起用したジャケットで、黒豹を連れて散歩している彼女自身がまた黒豹のイメージを醸し出しています。

そして、もう一つの話題は、キーボード奏者の”Brian Eno”がこのアルバムを機に、バンドを脱退したことでしょう。

彼の脱退は、その後の”Roxy Music”の音に確実な変化をもたらしたました。

前作の”Roxy Music”(セルフ・タイトル)と本作の”For Your Pleasure”の前衛的なサウンドは、熱狂的な”Roxy Music”ファンの支持を集めた作品と言えるでしょう。

>アルバム”For Your Pleasure”に関する記事はこちらから

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物議を醸し出したアルバム・ジャケット “Country Life”

“Siren”の前作にあたる”Country Life”も、とても個性的な”Roxy Music”らしいアルバムだと思います。

アルバムのジャケット写真があまりにセンセーショナルで、アメリカでは、美女2人の写真がカットされたこともあります。

センセーショナルなのは、アルバム・ジャケットだけではなく、曲の方も、”Flesh and Blood”や”Avaron”に収録されている安心して聴いていられる曲とは違い、どのように展開されていくのか読めないドキドキした曲が多いです。

>アルバム”Country Life”に関する記事はこちらから

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感性度の高さは十分 “Avalon”

ところで、”Roxy Music”の最終アルバム”Avalon”は、とても完成度の高いアルバムで、収録曲の”More than This”は、Roxyファンでなくても、多くの音楽ファンに受入れられる曲だと思います。

>アルバム”Avalon”に関する記事はこちらから

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初期の時代に、あれだけ好き勝手な音楽を追求していたのに、売れてから大衆受け(よく言えば普遍的な名曲)する曲を作ったのは、なぜだろうかと思います。

いろいろなことをやり遂げて気負いがなくなったのでしょうか。

個性よりも普遍性?

“Led Zeppelin”の最後のアルバム”In Through the Out Door”は、技巧的な演奏や、”Rock and Roll” 、”Black Dog” 、”Stairway to Heaven”のような躍動感が影を潜め、「らしくない」と辛口のファンがお嘆きになったのと何か共通点を感じます。

勿論、私はこのアルバムを評価します。

>”Led Zeppelin”に関する記事はこちらから

In Through the Out Door

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ピカソが、初期の時代に見せた優れたデッサン力を封印するかのごとく、ブラジル代表の元キャプテン「ドゥンガ」が、実は巧いのに技工的なプレーは試合中いっさい見せないように、頂点に立った人は技工的なものよりも、その完成度を優先するのでしょうか。

技工的な表現は抑えた正攻法の “Flesh and Blood”

“Roxy Music”は、その気になれば、”More than This”や、”Same Old Scene”(アルバム”Flesh and Blood” 収録)などの正統派の曲はいつでも作れるということを十分に証明することになりました。

>アルバム”Flesh and Blood”に関する記事はこちらから

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個性的なサウンドとポップな音楽が混在した “Manifesto”

しかし、”Roxy Music”が、”Flesh and Blood”のようなポップな音楽を突然に志向したわけではありません。
それには、転身をするにあたっての布石がありました。

その過渡期と言ってもよいアルバムが”Manifesto”です。

“Manifesto”は、これまでにない”Roxy Music”にダンサンブルでポップな新しい魅力を加えてくれました。

また、”Siren”までの独創的で個性的な音楽と、”Flesh and Blood”のポップな音楽への変遷がどのように行われたのかを知る上での手がかりになる貴重なアルバムです。

>アルバム”Manifesto”に関する記事はこちらから

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ずっと前から応援していますよ

“Siren”は、Roxyファンにとっては、愛すべきアルバムだったのだと思います。

“Flesh and Blood”や”Avalon”でファン層を広げる前の大切な愛着のあるアルバム。

“Siren”を愛するというのは、「親藩」、「譜代」、「外様」でいう、「譜代」時代(関ヶ原以前から徳川側についていた大名)からのファンであるという”Manifesto”「宣言」であり、自負のあらわれです。

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