迷ったらこの1枚「おすすめのアルバム」は、”Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)” です。
「映画のサウンド・トラック版じゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、いいんです。これは、『外様”Queen”ファン』が、書く”Queen”おすすめ記事だからです。
「外様”Queen”ファン」って?
それは、”Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)” の映画上映以降に、”Queen”のファンになったひとで、その他、デビュー当時からの”Queen”親藩ファン、その後の”Queen”譜代ファンに分類されます。
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“Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)”(関ヶ原の合戦)以降”Queen”のファンになった外様ファンが、おすすめするアルバムは当然、”Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)”です。
なにしろ、この映画がきっかけで、このバンドの本当の魅力を理解するようになったひとは多いのではないでしょうか。
“Queen”という誰でも知っているバンドの、誰でも知っている有名な曲を今までただ耳に入ってきただけで、理解していたつもりだったのは私ひとりではないでしょう。
さっそうと、ライブ会場に向かう”Freddie Mercury” ”A Day at the Races”
映画の冒頭で、ライブ・エイド会場へ、さっそうと向かう”Freddie Mercury”の姿がありました。
そのときに、かかっていた曲が、”Somebody To Love”でしたが、その姿は、いつもの堂々とした”Freddie Mercury”にしか見えませんでした。
(その”Somebody To Love”は、”A Day at the Races”(邦題「華麗なるレース」)というアルバムに収録されています。)
そして、映画を見ているうちに、このライブ・エイド会場への道のりは、決して平坦なものではなかったことに気づかされます。
>アルバム”A Day at the Races”に関する記事はこちらから
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天から舞い降りてきた神がかり的な旋律 ”A Night at the Opera”
映画のタイトルになった”Bohemian Rhapsody”という曲は、”A Night at the Opera”(邦題「オペラ座の夜」)というアルバムに収録されています。
このアルバム制作に専念するためメンバーの4人は、都会の喧騒から離れて郊外の空家をレコーディング・スタジオにするシーンが映画にありました。
その中でも、”Freddie Mercury”「フレディ・マーキュリー」がスタジオの外を歩いていると、天からあの”Bohemian Rhapsody”の旋律が舞い降りてくるというとても印象的なシーンがあります。
まさに、”Bohemian Rhapsody”は、天から舞い降りてきた旋律が、”Freddie Mercury”「フレディ・マーキュリー」の体を通して、この世に送り出された神がかり的な名曲だと思います。
そして、このアルバム”A Night at the Opera”から、もう一曲”Love of My Life”が映画の中で使われていました。
この曲のライブ映像が、テレビ画面に映されていました。
映画の中で、”Freddie Mercury”は、この曲を聴衆が大合唱し始めたことに驚きをおぼえ、ファンが、この曲に共感し、支持してくれていることに感動したと話していました。
アルバムに収録されているバージョンは、ハープの演奏も加わり、うっとりするほど美しい曲調ですが、歌っている”Freddie Mercury”もバンドのメンバーも、ファンにただ聴き惚れてもらうより、バンドと一体になり大合唱してくれる方が何倍も嬉しかったのでしょう。
>アルバム”A Night at the Opera”に関する記事はこちらから
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英国ロックの香り漂う ”Sheer Heart Attack”
映画のシーンでメジャー・デビューを果たした彼らが、BBCのスタジオ・ライブで披露したのが、このアルバム”Sheer Heart Attack”に収録されている”Killer Queen”です。
その後、彼らの音楽は多くのロック・ファンの支持を得て、世界各地で快進撃を続けることになるのですが、その時にかかっていた曲が、このアルバムに収録されている”Now I’m Here”です。
この2曲の他にも、このアルバムには、英国ロックを感じさせっる魅力的な曲が多数収録されています。
こうした曲を聴いていると、”Queen”はやはり英国のロック・バンドであるとつくづく感じます。
>アルバム”Sheer Heart Attack”に関する記事はこちらから
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バンド・エイドの感動を再び! ”The Works”
普通なら、アルバム・バージョンを聴き込んだ上で、映画のライブ・シーンに感動するというのが、本来の流れなのかも知れませんが、「外様”Queen”ファン」は、「映画の感動をアルバムで再び!」という流れになります。
その中でもおすすめは、アルバム”The Works”です。
何しろ、映画のバンド・エイドのライブ・シーンの4曲中、2曲がこのアルバムに収録されています。
映画のシーンでも、メンバーの女装が物議をかもしだしたPVが取り上げられていましたが、ゲイの”Freddie Mercury”が、女装とは、ちょっと入り組んでいますね。
アルバム・バージョンのオリジナル曲を改めて聴いて見ると、楽曲の良さは目を見張るものがありますが、バンド・エイドのライブ・パフォーマンスがいかに素晴らしかったかを再認識させられます。
ライブ演奏というのは、スタジオ録音に比べて音の厚み(音の大きさではなく)が薄くなりがちですが、”Queen”の演奏は、その点があまり感じられず、とりわけバンド・エイドのライブ演奏は、往事の超絶的な歌声が出せない分、”Freddie Mercury”のみなぎる気迫を感じました。
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