【洋楽】おすすめのアーティスト~”OMD”

洋楽アーティスト紹介
迷ったらこの1枚「おススメのアルバム」は、”Junk Culture” です。

正式なバンド名は長い

OMDは、”Orchestral Manoeuvres in The Dark”が正式な名称です。

私もこのアルバム(5作目)が出る頃はフルネームで読んでいました。

いつからか、日本のテレビにも出演するようになり、日本では、もっぱらあだ名の方で呼ばれていました。

デビュー当時は、まさに、「エレクトロニック・ポップ」でしたが、このアルバム以降は、完全にジャンルを超えて彼らの世界観を作っていました。

ジャンクどころか宝物

さて、”Junk Culture”ですが、”Junk”どころか、「宝石箱」です。

1曲目の “Junk Culure”ですが、表題曲にして、「インストルメンタル・ナンバー」まさに、「”10cc” の “How Dare You”か」と言ったところです。

>”10cc” に関する記事はこちらから

How Dare You

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2、3曲目の”Tesla Girls”、”Locomotion”は、驚く程、「かっこいい曲」ですね。

12インチシングル(今はこんないい方はしないでしょうか?)もとってもいかしてましたね。

ラストを飾る”Talking Loud And Clear”は、幻想的で美しい曲です。

いろいろなサウンドが楽しめます。

まさに音楽の宝石箱です。

>アルバム”Junk Culture”に関する記事はこちらから

Junk Culture

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“Junk Culture”以前の作品

“Junk Culture”以前の作品にも、”OMD”の独自の世界を表現した力作が多々あります。

エレクトリック・ポップのバイエル “Orchestral Manoeuvres in The Dark”

アルバム・タイトル”Orchestral Manoeuvres in The Dark”がバンド名というのは、デビュー・アルバムとしてはたいして珍しくもないことですが、バンド名が何しろ長いので、デビュー当時は、アルバムのタイトルが、”Orchestral Manoeuvres in The Dark”で、何というバンドの作品かと思って人もいるのではないでしょうか。

ただ、シングル・カットされた”Electricity”、”Messages”は、非常にわかりやすいエレクトリック・ポップの王道とも言える曲でした。

“OMD”というバンドを世に知らしめるのには十分すぎるほどのインパクトがありました。

>アルバム”Orchestral Manoeuvres in The Dark”に関する記事はこちらから

Orchestral Manoeuvres in the Dark

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“OMD”ワールドの組織を築き上げた “Organisation”

アルバム・タイトル(原題)は、”Organisation”ですが、「エノラゲイの悲劇」という邦題をつけたのは、”OMD”を一躍有名にしたシングル曲の”Enola Gay”によるところが大きいでしょう。

しかし、とびきりキャッチーな”Enola Gay”以外の曲は、実験的な色合いが濃いものとなっています。

この試みは、後の数々の名曲を生み出す上で欠かすことのできない”Organisation”「組織」つくりとなったことでしょう。

>アルバム”Organisation”に関する記事はこちらから

Organisation

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幻想的な”OMD”ワールドへ “Architecture & Morality”

アルバム”Architecture & Morality”は、邦題に「安息の館」というタイトルが付けられ、”OMD”の源流となる音楽観が良く表現されているアルバムだと思います。

後述の”Paul Humphreys”のボーカルによる”Souvenir”など、甘美のメロディがそこにはあります。

>アルバム”Architecture & Morality”に関する記事はこちらから

Architecture & Morality

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実験的な試み “Dazzle Ships”

アルバム”Dazzle Ships”は、もっともエレクトリック・ポップと感じさせると同時に、もっとも実験的なアルバム。

実験的な音楽の試みの中にも、”Telegraph”のような傑出したエレクトリック・ポップの曲もあります。

>”Dazzle Ships”に関する記事はこちらから

Dazzle Ships

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いつの間にかソロ・プロジェクトに

ところで、このアルバムの後、”Crush”、”The Pacific Age”と2枚のアルバムを出すのですが、その後、バンド創設メンバー(”Andy McCluskey”と”Paul Humphreys”)のうち、”Paul Humphreys”がバンドを脱退し、次の3作 “Sugar Tax”、”Liberator”、”Universal”は、”Andy McCluskey”のソロ・プロジェクトといった色彩が強いです。

>アルバム”Crush”に関する記事はこちらから

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>アルバム”The Pacific Age”に関する記事はこちらから

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“Paul Humphreys”がリードボーカルを務める曲には、”Secret”、”Souvenir”など名曲が多いし、”Telegraph” の2人のボーカルのかけあいも、「”Paul Humphreys”じゃなければだめなんだ。」 感はあります。

本当に惜しい脱退でした。

爆撃機に母親の名前

ちなみに、彼らの代表曲である “Enola Gay(邦題:エノラゲイの悲劇)”のエノラゲイとは、広島に原子爆弾を落としたB-29の機名です。

当機のティベッツ機長の母親の名前だと言われています。

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