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「でました反則技!」ベスト版をおすすめしてしまいました。
どうせ、2枚しかアルバム出していないし、彼らのいい曲このアルバムで大抵網羅してるし、ちょっと開き直ってみました。
ただ、こちらのベスト版の方が、おすすめです。
もう1枚ベスト版が出ていますが、こちらの方は、私の好きな”When The Light Go out” が収録されていません。
1作目のアルバム”Burning Bridges”と2作目の”Fuel for the Fire”は、音楽的思考にそれほど違いはないものの(と言うよりは、もう何枚かこの路線でいけるんじゃないかと思えるほど、彼らの世界観にどっぷり浸かりたいと衝動を憶えます)、どちらのアルバムにも、実に、いい曲がぎっしり詰まっています。
デビュー・アルバム”Burning Bridges”
1作目の”Burning Bridges”の1曲目”Voices in My Head”から、美しい旋律が、メランコリックな歌声が、心地良い衝撃です。
まさに、頭の中に、その美しい歌声が、いつまでも「こだま」しているという感じです。
そして、2曲目の”I Could Show You How”です。
1曲目の衝撃から2曲目は、さほど良く感じられない(2杯目のビールは、1杯目のビールよりさほど美味しく感じられない「限界効用逓減の法則」からもわかるように・・・)のが世の常ですが、「このクオリティをそのまま保つのか」と私を唸らせたものです。
4曲目の”Always Something There to Remind Me”。
“Burt Bacharach”(この人は、どれだけ多くの名曲を世に送り出してきたのでしょう。
「この曲いいな~」と思った曲が彼の作品だったことは、一度や二度ではありません。)のカバーですが、見事に、”Naked Eyes”風に調理されています。
最初に聴いた時には、彼らのオリジナル曲かと思いました。
5曲目の”Fortune and Fame”。
キーボードの美しい旋律が曲全体を彩っています。
アルバム後半の”When the Light Go out” を彷彿させます。
7曲目の表題曲の”Burinng Bridges”。
“Naked Eyers”にしては、珍しくパーカッションがドライブしています。
それでいて、”Naked Eyes”特有の美しさを保っています。
8曲目の”Emotion in Motion”。
才能が枯渇することはないのかと心配になるほどの出来映えです。
“Emotion in Motion”:「感情が揺さぶられる」ほどの美しい旋律です。
11曲目の”When The Lights Go Out”。
メロディーの美しさは、数ある”Naked Eyes”の美しい曲の中でも、屈指の曲だと思います。
メランコリックな曲調は、”Naked Eyes”の持ち味が遺憾なく発揮されていると感じます。
12曲目の”Promises,Promises”。
ベスト版のタイトルにもなった”Promises,Promises”です。
小気味良いギターのカッティングが印象的な聴き応え十分の曲です。
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楽曲のセンスがさらにパワー・アップ”Fuel for the Fire”
2作目のアルバム”Fuel for the Fire” は、さらに楽曲のセンスが、グレードアップしています。
このアルバムでも、前作以上に、珠玉の極上ポップが炸裂しています。
“Flying Solo”。
“Naked Eyes”のコアであるメランコリックな部分は、そのままに、楽曲のセンスがより向上したと感じさせる曲です。
エレクトリック・ポップの枠を越えて、”Naked Eyes”の楽曲の質が格段に向上したことを実感させられることでしょう。
“No Flowers Please”。
楽曲の充実ぶりは、こちらの”No Flowers Please”でも感じられます。
“Sacrifice”。
美しさだけではなく、力強さも持ち合わせた”Naked Eyes”会心の作品です。
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