大人も満足!じっくり聴けるマドンナ特集
常に、時代の先端にいて音楽は勿論、ファッションやその生き方までが話題に事欠かない音楽界のスーパースター”Madonna”ですが、今回は、純粋に音楽そのものに焦点をあてた「じっくり聴ける”Madonna”の曲」を集めてみました。
まずは、時代を追って見ていきましょう。
La Isla Bonita
最初の曲は、”La Isla Bonita”(アルバム”True Blue”に収録)、アルバム中に、”Papa Don’t Preach”、”Open Your Heart”、”Live To Tell”とヒット曲が並ぶ中で、この曲は異彩を放っています。
聴かせる”Madonna”の薄明期でしょうか。
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Oh Father
続いての曲は、”Oh Father”(アルバム”Like A Prayer”に収録)、表題曲の”Like A Prayer”のPVで「十字架を燃やす衝撃的なシーン」が宗教的な批判を浴びる問題作の中で、淡々と歌われる味わい深い曲です。
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Rain
さらに、”Rain”(アルバム”Erotica”に収録)、比較的初期の段階のアルバムにも、こんなにしっとり聴かせる曲があったのですね。
大人”Madonna”の萌芽期の作品です。
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Take A Bow
そして、”Take A Bow”(アルバム”Bedtime Stories”に収録)、私自身、”Madonna”の最高傑作と思っています。楽曲の素晴らしさは、”Madonna”の各曲の中でも群を抜いています。
大人”Madonna”の完成品です。
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アルバム”Ray Of Light”
ここから、大人”Madonna”の3部作です。
“Ray Of Light”、”Music”、”American Life”です。
この時期の”Madonna”は、一時期の衝撃的な話題性が影を潜めていた分、その音楽性は十分熟成されていた時期だと思います。
中でも、アルバム”Ray Of Light”には、その証となる曲が何曲か収録されていますので、ご紹介します。
まずは、表題曲の”Ray Of Light”、哀愁漂うギターのイントロがいいですね。
曲調はアップ・テンポの軽快な曲ですが、初期のノリノリの感覚とは違います。
丁寧に歌い上げているという印象があります。
そして、”Frozen”、今までの”Madonna”と一線を画す作品です。
新たな境地に辿り着いたという印象があります。
流行りの音楽は聴かないという音楽ファン(実は私が典型的なその一人で、自然と耳に届くような曲は、敢えてCDを買ってじっくり聴くことはしません。そういう意味で”Madonna”は、しばらく距離を置いていたアーティストです。)にも、是非聴いて欲しい曲です。(私もこの曲で”Madonna”に目覚めました。遅いです。)
“Power of Good Bye”、”Frozen”に匹敵する曲です。
大人”Madonna”全開です。
ただ、PVでチェスで負けそうになり、チェスの駒をひっくり返すのは大人気ないです。
このアルバムの曲のクオリティはどれも高いです。
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アルバム”Music”
残りの2作品も駆け足で見ていきましょう。
アルバム”Music”から、”Nobody’s Perfect”、「完璧な人なんかいない」と歌っている”Madonna”自身は、私の眼には「完璧」に映るのですが、本人にしか判らない思いがあるのでしょうか。
淡々と歌う中で後半部分のため息とも嘆きともつかない切ない歌い回しがこの曲のハイライトです。
“American Pie”、古き良きアメリカを賛美するような歌です。
“Madonna”の曲の中では、珍しく幸福感が漂うほのぼのとした曲です。
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アルバム”American Life”
さらに、アルバム”American Life”から、”Love Profusion”非常に良くできた曲ですが、”Madonna”の作品としては物足りないと思う人がいるかも知れません。
すごいプレッシャーを背負っているのだと改めて感じます。
そして、”Nothing Fails”です。
アコースティック・ギターの音色にのせて、淡々と始まりますが、終盤、ゴスペルの合唱とともに盛り上がりを見せます。
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その後、”Confessions on a Dance Floor”、”Hard Candy”、”Mdna”と、ダンス・ミュージック回帰のアルバムが続きます。
昔からのファンは、少し安堵したのではないでしょうか。