【洋楽】おすすめのアーティスト~”Led Zeppelin”(レッド・ツェッペリン)

洋楽アーティスト紹介
迷ったらこの1枚「おすすめのアルバム」は、”Symbols” です。

世界3大ギターリスト

“Led Zeppelin”は、”Eric Clapton”、”Jeff Beck”とともに、「世界3大ギターリスト」に称される”Jimmy Page”を中心に、結成されたバンドです。

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Eric Clapton  出典:リリックス・ビート

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Jeff Beck  出典:soundsgood.sub.jp

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Jimmy Page  出典:まとめアットウィキ

“Yardbirds”(ヤードバーズ)(3大ギターリストが在籍したバンド)解散後の新たなバンド結成の構想を練っていた”Jimmy Page”が、当時、ベース、ピアノ・プレーヤー兼アレンジャーをしていた”John Paul Jones”に話を持ちかけたのがバンド結成の始まりでした。

“John Paul Jones”は、既に、”Rolling stone”の”She is a Rainbow”(アルバム”Satanic Majesties”(”The Beatles”の”Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band”に対抗して作ったと言われる)に収録)のストリングの部分のアレンジを手がけていました。

私は、”Rolling Stones”のアルバムの中では、この”Satanic Majesties”と”Goat’s Head Soup”(邦題:山羊の頭のスープ)がお気に入りで、特に、”Satanic Majesties”に収録されている”She is a Rainbow”と”2000 Light Years From Home”は私の大好物です。

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そのようなわけで、”John Paul Jones”の加入は、”Led Zeppelin”の音楽を形造る上でとてもプラスになったと私は思っています。

“YardBirds”の音楽を引き継いで、最初は、ブルース色の強かったバンドも、やがて、ロック・ファンに広く愛されるバンドへと変貌していきます。

民謡とロックの融合

そのひとつの到達点であるのが、このアルバム”Symbols”(単に”Led Zeppelin Ⅳ”と呼ばれることもあります)だと思います。

“Black Dog”、”Rock and Roll”何の説明も要らないこれぞ、”Led Zeppelin”節です。

これらの曲を聴きながら、車の運転は避けた方がいいでしょうというコメントぐらいしか思いつきません。

(気分が高揚しすぎて、アクセルのふかしぐあいも20%増しとなることは必至です。)

そして、極めつけは、”Stairway to Heaven”(邦題:天国への階段)です。

古い民謡とロックの融合が、当時のミュージシャンの間で流行りましたが、この曲はそれが見事に結実した最高傑作になりました。

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思い起こせば、中学生か高校生の時か定かではありませんが、当時の放送委員が、これは「クラッシクだ」とか「イギリスの古い民謡だ」とか先生に取り入って、”ELP:Emerson Lake & Palmer”の「展覧会の絵」やこの「天国への階段」を昼休みの放送で流していたことを思い出しました。

大らかな時代でした。

ひょとすると、先生も意外とロック・ファンだったのかも知れません。

美術の先生や英語の先生に、”The Beatles”ファンはいましたし、古典の先生は、おどろおどろしい作品に「まるで”Pink Floyd”のような世界だ」などと形容していました。

ポール・マッカートニーとも競演

その後、”Led Zeppelin”は最後のアルバム”In Through The Out Door”を残して解散するわけですが、このアルバムは、賛否両論にわかれました。

“Black Dog”、”Rock and Roll”好きには、「らしくない」「もの足りない」という思いがあったと思います。

ただ、高校時代のクラスメートのコテコテの”Led Zeppelin”ファン(午前中の授業が終わると新幹線に乗ってコンサート会場に繰り出していく強者でした)と私の意見は一致していました。

「”In Through The Out Door”いいよ。今までのと違うけどいいよ」という感想でした。

親藩(昔からのファン)の彼が言うので、間違いないのでしょう。

にわかファン(外様)の私は、「今までのよりいい」と内心思っていました。

周りの洋楽ファンの同級生にはとても言えなかったですけど・・・。

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時期同じ頃にして、今度は、”Paul Mccartney”に率いる”Wings”の新作アルバムに、”Led Zeppelin”が参加するというニュースが流れてきました。

誰しも「そんな訳ないだろう」と言い合っていました。

本当に、アルバム”Back to the Egg”に、ベースに”Jone Paul Jones” ドラムに、”John Bonham”が名を連ねていました。

(他にも、”Pink Floyd”の”David Gilmour”や”The Who”の “Pete Townshend”が参加していました。)

>”Pink Floyd”に関する記事はこちらから

>”The Who”に関する記事はこちらから

Back To The Egg

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そんなビックネームの参加したアルバムでしたが、前評判の割には、その話題は長くは続かなかったと記憶しています。

むしろ同時に販売された”Don’t Say Goodnight Tonight”、”Daytime Nightime Suffering”の両面A面の12インチ・シングルの方ができがよかったことを憶えています。