後の夫となる”Emilio Estefan”が率いる”Miami Sound Machine”の前身となる”Miami latim Boys”に参加し、その後、”Emilio Estefan”と結婚します。
バンドは、”Dr.beat”、”Conga”など数々のヒットを飛ばし、”Gloria Estefan&Miami Sound Machine”と表記するようになりました。
“Gloria Estefan”は、キューバ生まれで、キューバ革命後に、家族とともに、マイアミに移住しました。
フロリダ州の都市マイアミは、アメリカの南端に位置し、メキシコとほぼ同緯度にあり、2月でも泳げるほどの南国です。
また、フロリダ海峡を挟んでフロリダ州とキューバは対峙しています。
フロリダ州に多くのキューバ人が移住してきたのも頷ける話です。
“Gloria Estefan”のディスコグラフィー
“Eyes of Innocence”
“Gloria Estefan”のデビュー・アルバム”Eyes of Innocence”です。
ラテン系の強烈なビートが特徴の”Dr.beat”です。
初期の”Gloria Estefan”は、ラテン系の強烈なリズムでぐいぐいといくノリです。
さながら、ラテン系の”Madonna”といった感じでしょう。
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“Primitive Love”
セカンド・アルバム”Primitive Love”は、さらにラテン系のリズムが炸裂します。
ラテン系の強烈なビート最上級の”Conga”です。
“Miami Sound Machine”の名を世界に轟かせた一曲です。
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“Let It Loose”
サード・アルバムの”Let It Loose” で大きな変貌を遂げました。
ラテン系のリズムは、封印され、しっとりとした大人の味わい深い音となっています。
“Gloria Estefan”の澄み切った美しい歌声が、十分に堪能できます。
やはり、その歌唱力は本物でした。
“Miami Sound Machine”の音も、”Gloria Estefan”の歌声を引き出すかのような演奏をしています。
>アルバム”Let It Loose”に関する記事はこちらから
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“Cuts Both Ways”
“Let It Loose”のじっくり聴かせる楽曲の美しさに重心を置いた路線を踏襲したアルバム”Cuts Both Ways”です。
“Anythig for You”をも凌ぐ、”Don’t Wanna Lose You”、新しい”Gloria Estefan”のイメージを確立するかのような曲です。
>アルバム”Cuts Both Ways”に関する記事はこちらから
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“Into The Light”
“Gloria Estefan”作品の中でもっともロック色の強いアルバムが”Into The Light”です。
その中でも、ギターのソロなど完全なロックの音に仕上がっている”Seal Our Fate”です。
“Janet Jackson”ばりのダンスも披露しています。
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“Mi Tierra”
アルバム・タイトルの”Mi Tierra”とは、「私の故郷」という意味です。
“Gloria Estefan”の故郷、紛れもなく、キューバのことです。
亡命後、泣く泣く生まれ故郷を離れなくてはならなくなった移民の望郷の念を綴った曲です。
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忘れることのできない祖国キューバへの想い
ラテン系のリズムにのって歌い、躍る”Gloria Estefan”。
しっとりとした曲にのせて、じっくりと歌い上げっる”Gloria Estefan”。
その類まれなる歌唱力を持って、さまざまな曲調の音楽を彩ってきましたが、やはり、祖国キューバへの絶えることのない望郷の想いは強いものがあったのでしょう。
最後には、生まれ故郷の音に帰ってきました。
自分たちの音楽のルーツがそこにはあるのでしょう。