“The Smashing Pumpkins”(スマッシング・パンプキンズ)や”Nirvana”(ニルヴァーナ)のプロデュースを手掛けた敏腕プロデューサーの”Butch Vig”を中心に結成されたバンドです。
“Butch Vig”は、それぞれがプロデューサーとして活躍している旧友3人でバンドを結成し、その3人の目にとまったのが、紅一点の”Shirley Manson”です。
重厚なサウンドと、時にはキャッチーなメロディにのせて、”Shirley Manson”が変幻自在の歌声を聴かせてくれます。
ある時は、”The Pretenders”の”Chrissie Hynde”、またある時は、「野原しんのすけ」、その声は変幻自在です。
黄金ポップ めくるめく”Garbage”ワールドの数々
デビュー・アルバム”G:Garbage”にして、話題性十分、実績十二分
デビュー・アルバムにして話題性十分だったアルバム”G:(Garbage)”は、500万枚の売り上げを記録しました。
“Queer”、”Only Happy When It Rains”、”Stupid Girl”、”Milk”と次々とヒットを飛ばす中で、私のお気に入りは、”Fix Me Now”です。
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恐るべきVersion Up! “Verson2.0”
そして、セカンド・アルバムの”Version2.0″は、デビュー・アルバムの記録的セールス500万枚を上回る600万枚を記録しました。
売上枚数も前作を凌ぐ形となりましたが、特筆すべきは、その音楽のバージョン・アップです。
「何かいい曲多すぎない?」と心配になるぐらいの充実ぶりです。
この2枚目のバージョン・アップの上げ幅があまりに大きすぎたため、それ以降のアルバムは、同一バージョンのリージョン・アップ程度の上げ幅になっています。
それでも、すごく満足です。
それ程、このセカンド・アルバムのバージョン・アップが強力だったのです。
(それを維持しているだけでもすごいことなのです)
それでは、このアルバムから一曲紹介しましょう。
“Shirley Manson”が、”Chrissie Hynde”となる一曲です。
特に曲の後半部分は、”Chrissie Hynde”が完全に降りてきています(イタコか・・・)。
曲名は、”Special”です。
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美しきガラクタ “Beautiful Garbage”
もともと、「ごみ」や「ガラクタ」という意味の”Garbage”ですが、その音は正反対の黄金ものです。
(”Blur”の意味の「よごれ」のような感覚なのでしょうね)
“Beautiful Garbage”というタイトルが笑えますね。
いったい汚いのか綺麗なのか良くわからないですね。
(勿論、美しいメロディを持った曲がたくさん出てきます)
中でも、かっこ良さと、美しさの隣り合わせ、両性具有がテーマの”Andogyny”は傑作中の傑作です。
>アルバム”Beautifulgarbage”に関する記事はこちらから
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意外な展開”Bleed Like Me”
さすが、海千山千の強者揃い。
時には、変化球も投げてきます。
しかも、まさかの表題曲に持ってきました。
“Bleed Like Me”です。
重厚なサウンドが持ち味の”Garbage”でしたが、余裕のアコースティック・ギターで、意表をつかれました。
美しい女性コーラスの起用で以外な側面も見せてくれました。
同様に、同アルバム収録の”Happy Home”も、どこか懐かしい優しい響きの曲です。
>アルバム”Bleed Like Me”に関する記事はこちらから
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なぜか懐かしさも感じる”Not Your Kind People”
表題曲の”Not Your Kind People”なぜか懐かしさを感じさせる音です。
“Oasis”の”The Importance Of Being Idle”(アルバム”Don’t Believe the Truth”に収録)
と同じ匂いを感じます。
勿論、”Autoatic Systematic Habit”のような重厚な音も健在です。
>アルバム”Not Your Kind of People”に関する記事はこちらから
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すっきり洗練された”Strange Little Birds”
重厚な音はそのままに、各楽器の音が浮き出てくるようなすっきりとした音に生まれ変わったような感じがします。
曲名は、”Empty”です。
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