耳に心地よいベルベット・サウンド
もともと、そんなにたくさんアルバムを作っている訳ではありません。
ただ、ともすると埋没してしまいそうな洋楽の歴史の中で、忘れ去られるのは本当に惜しいアーティストです。
特に、この”Working with Fire & Steel”は、本人たちが、”Possible Pop Songs”と銘打っているように、とても魅力的な作品集です。
“China Crisis”の特徴は、ひとことで言うと、「牧歌的」でそれでいて「ハイセンス」さらりとした歌い口で、耳に心地よいPOPサウンドです。
表題曲の”Working with Fire & Steel”や、”Wishful Thinking”、”Tragedy And Mystery”、”Pepua”など幻想的で美しい曲が数多くあります。
XTCの”Wonderland”に通じる世界観があります。
>アルバム”Working with Fire & Steel”に関する記事はこちらから
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Flaunt the Imperfection
幻想的で美しい曲が特徴の”China Crisis”でしたが、このアルバム”Flaunt the Imperfection”で、色々な曲調が見られ、その音楽性の幅が広がってきたように思えます。
その代表的な曲が、”Black Man Ray”であり、”King In A Catholic Style (Wake Up)”です。
>アルバム”Flaunt the Imperfection”に関する記事はこちらから
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この曲にも注目
前作の”Difficult Shapes & Passive Rhythms, Some People Think It’s Fun to Entertain”(アルバムタイトルが長い)にある”Christian”も注目曲です。
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