【洋楽】おすすめのアルバム”White Light”: “The Corrs”(コアーズ)

“The Corrs”の6作目のアルバムです。

前作のアルバムBorrowed Heaven”の発表後、活動を休止し、10年間のブランク状態から、満をじしてのニュー・アルバムの発表です。

アルバム全体から、”The Corrs”のほとばしるエネルギーを感じます。

10年間の充電期間に、蓄えられたエネルギーが一気に放出されたような気がします。

アルバム・ジャケットに4人の写真が、暗闇から放たれる”White Light”(白い閃光)のごとく、きらびやかに映し出されています。

アルバム中の楽曲も、ジャケットのイメージ通りのきらびやかな作品が目白押しです。

曲目リスト

  1. I Do What I Like
  2. Bring on The Night
  3. White Light
  4. Kiss of Life
  5. Unconditional
  6. Strange Romance
  7. Ellis Island
  8. Gerry’s Reel
  9. Stay
  10. Catch Me When I Fall
  11. Harmony
  12. With Me Stay

充電期間を経て、放たれる眩いばかりの閃光

1曲目の”I Do What I Like”: 10年の沈黙を破って放たれるオープニング・ナンバーは、キャッチーでエネルギッシュなナンバーです。

“I Do What I Like”:「やりたいようにやらせてもらうわ!」と公言するほど、活動再開後のメンバーの視界は良好のようです。

“I Can See The Blue Skies”:「青い空がひろがり」、”I Can See Paradise”:「楽園が見えるわ」と絶好調です。

今の”The Corrs”は、コンディションの良さが伺えます。

好調の度合いが作品の勢いに表れています。

2曲目の”Bring On The Night”: “Andrea Corr”の伸びやかな歌声が、”The Corrs”の成長の証を感じさせます。

楽曲も、この後に続く”White Light”と3曲も勢いのある曲を並べて、前半に飛ばし過ぎではないかと思われるほどの内容です。

(まるで、”XTC”のアルバムのように、前半に勢いのある曲を並べすぎではないかと心配になります。)

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3曲目の”White Light”: 表題曲でもあるこの曲は、1曲目の”I Do What I Like”と双璧をなすキャッチーできらびやかな曲です。

“The Corrs”の作品は、勢いだけではなく、卓越したメロディー・センスも相まってとても魅力的な曲に仕上がっています。

その域は、あのスウエーデンの偉大なポップ・グループ”ABBA”のレベルに達しているのではないかと思えます。

4曲目の”Kiss of Life”: 勢いのある冒頭の3曲が終わり、ホッと一息のしっとりとした曲が続きますが、安心しているのもつかの間に、驚くほどの名曲だということに気づくことでしょう。

きらめくほどのいきいきしたサウンドも確かに魅力的ですが、”The Corrs”の真髄は、ちょっとセンチメンタルな曲想と美しいメロディーにあるのではないでしょうか。

しかし、しっとりと落ち着いたこの曲も、後半は部分は、姉妹の力強いコーラスへと続いていきます。

そして、曲中の”Angels Fly to Babylon”などという歌詞は、次作の”Jupiter Calling”への橋渡しを匂わせるような文言です。

5曲目の”Unconditonal”: “The Beatles”の”We Can Work It Out”を思わせるような穏やかなメロディーで始まるこの曲も、サビの部分では、往年のディスコ・サウンドのようなダンサンブルなリズムにのって大変な盛り上がりを見せます。

“My Love is Unconditonal”:「私の愛は、無条件なの!(なんの制約もないのよ)」と、歌い上げる曲の勢いも”Unconditonal”です。

9曲目の”Stay”: “Shania Twain”:(シャナイア・トゥエイン)のアルバム”Come on Over”や、”Up!”のようなモダンなカントリー・ソングでもやるような軽快なバイオリンの演奏が印象的な一曲です。

>”Shania Twain”に関する記事はこちらから

この曲をアコースティックなサウンドで、じっくりと聴かせるスタイルにアレンジしたのが、12曲目の”With Me Stay”です。

同じ曲でも、がらりと印象が変わって、どちらも”The Corrs”の魅力が十分に発揮された好テイクです。

10曲目の”Catch Me When I Fall”: “Andrea Corr”の甘ったるい歌声に、ハスキーさが加わりなんとも愛らしい魅力を醸し出しています。

“Be My Soldier, While I Try to Fight on”: 「私がもがき苦しんでいるときは、私の戦士になって!」なんていうストレートな懇願に、その気持ちに応えようと奮い立つのではないでしょうか。

この曲も、”The Corrs”の切ないほど美しい世界を作り出している好楽曲だと思います。

活動再開直後に一気にピーク状態に!

10年間のブランクがありながら、活動再開後は、一気にギアをトップにいれた感じの勢いのあるアルバムでした。

そして、さらに驚いたことに、このアルバム”White Light”の完成後、今度は2年間という短いサイクルで、活動再開後第2弾となるアルバム”Jupiter Calling”を発表したことです。

今回の”White Light”が、「白い閃光」のようにきらびやかな世界を演出したものでしたが、次作の”Jupiter Calling”は、深遠で、神秘的な世界を感じさせるものでした。

短時間に、驚くほど対象的な作品を、しかも高い次元の楽曲の質を保ちながら、世に送り出してきた”The Corrs”の創作力に脱帽です。

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