“Spandau Ballet”3作目のアルバムで、大ヒットしたシングル”True”と同一タイトルのアルバムです。
デビュー当時、ファンク色の強かった”Spandau Ballet”でしたが、このアルバムから恋をしたくなるような甘美の曲で埋め尽くされています。
<曲目リスト>
- Communication
- Pleasure
- Code Of Love
- Gold
- Lifeline
- Heaven Is A Secret
- Foundation
- True
うっとりの歌声、哀愁漂うサックスの音色
1曲目の”Communication”:印象的なフレーズで始まる前奏は、斬新で、一度聴いたら忘れないでしょう。
非常にセンスの良い曲で、美しい曲ばかりではなく、こんなに格好いい曲も作れるのですね。
格好いいと言えば、Music Videoに映るボーカルの”Tony Hadley”の風貌は、さながらハリウッド・スターです。
3曲目の”Code Of Love”:何という切なくも美しい曲なのでしょう。
次作アルバム”Parade”の美しい作品群にも負けず劣らずのロマンティックな曲です。
4曲目の”Gold”:楽曲の美しさとあいまって、オペラばりの”Tony Hadley”の歌声が心地良く、聴くものを”Spandau Ballet”の世界へとぐいぐいと引き込んでいきます。
間奏のパーカションも冴えていますし、”Steve Norman”の哀愁漂うサックスの音色もとても魅力的です。
5曲目の”Lifeline”:力強いドラムの後、小気味良いカッティングのギターに続き、”Tony Hadley”の甘いハミングとともにコーラスのハーモニーが花を添えます。
明るい曲調も相まって、演奏するメンバーの表情も嬉しそうです。
7曲目の”Foundation”:次作の”Only When You Leave”の”Foundation”(基礎)になるような曲です。
8曲目の”True”:”Spandau Ballet”の評価を決定付た曲です。
もはや、洋楽のスタンダードにもなっている名曲の呼び声の高い曲です。
この曲も間奏部分の”Steve Norman”のサックスの音が効いていますね。
曲の最後の最後まで、しびれる楽曲も見事な名曲中の名曲です。
甘美の思い出に耽けてください
このアルバムと、次作の”Parade”の”Spandau Ballet”の魅惑の曲をかけるだけで、人々は、夢見るような美しい世界を演出することができたことでしょう。
そして、”Spandau Ballet”の曲を聴くと、また、甘美の思い出に耽ることができるのです。
誰をも、ロマンティストに変えてしまう魔法のような曲の数々、”Spandau Ballet”からの贈り物、大切にしたいですね。
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