“Sara Evnas”7作目のアルバムです。
力強いバラードを歌い上げるそのスタイルが確立し、その最高潮ともよべる作品が完成しました。
そして、またひとつ新しい歌唱法をみにつけて、彼女の歌声の魅力が倍増しました。
曲目リスト
- Slow Me Down
- Not Over You (feat. Gavin DeGraw)
- Put My Heart Down
- Can’t Stop Loving You (Duet with Isaac Slade)
- You Never Know
- If I Run
- Sweet Spot
- Good Love Is Hard to Find
- Better Off (feat. Vince Gill)
- Gotta Have You
- Revival
また、ひとつ強力な武器をGet!
1曲目の”Slow Me Down”:
アルバム表題曲の”Slow Me Down”です。
彼女が得意とするパワフルなバラード曲をのっけからもってきました。
しかも、この得意分野の中でもおそらく最高潮に達すると思える出来栄えです。
2曲目の”Not Over You”:
前奏を含めたピアノの伴奏が爽快な一曲です。
このアルバムでは、男性シンガーとのデュエット曲が何曲かあります。
3曲目の”Put My Heart Down”:
カントリー・ミュージックは、ひとまず置いておいてといった感じでしょうか。
アコースティック・ギターの音も、ほのぼのカントリー・ミュージックというよりも、
“Garbage”の問題作 “Androgyny” (アルバム”Beautifulgarbage”に収録)のような静けさの中からこれから盛り上げりをみせそうな緊張感が伝わってくるような音です。
5曲目の”You Never Know”:
“Eurythmics”のあの名曲”Don’t Ask Me Why”(アルバム”We Too Are One”に収録)を連想させるような前奏です。
“Sara Evans”と”Eurythmics”を結びつけるものは一見皆無に思えますが、”Sara Evans”も
“Annie Lennox” 力強い歌声の持ち主であることには間違いありません。
6曲目の”If I Run”:
サビの”If I Run”の部分を2通りの歌い方をしているのがとても印象的です。
最初は、いつもの伸びやかな歌声でストレートで歌っていますが、次には、”If I Ru~~~n”と演歌でいるこぶしを効かせる歌唱法を披露しています。
もともと魅力的な歌声ですが、直球に加えて変化球を織り交ぜることによってその魅力は倍増しています。
もちろん、楽曲自体も十分に美しい作品です。
7曲目の”Sweet Spot”:
アコースティック・ギターの演奏にのって、口笛の音が聴こえてくる斬新な曲です。
歌詞の”I Said, Ooh, Ooh-Ooh, Ooh-Ooh, Ooh-Ooh”のところは、ちょっとくすぐったいような心地よさを感じるキャッチーな曲です。
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