“Sunny Sweeney”3作目のアルバムです。
前作のアルバム”Concrete”はすばらしいアルバムでした。
カントリー・ミュージックのファンだけではなく、ロック・ミュージックのファンにも十分満足できる内容だったと思います。
そして、今回のアルバム”Provoked”も、前作の”Concrete”のロック路線を踏襲しながら、さらに、ロック色を強めたナンバーが多く収録されています。
また、一方で、カントリー・ミュージックらしい曲も収録されていて、両方のジャンルが楽しめる内容になっています。
曲目リスト
- You Don’t Know Your Husband
- Bad Girl Phase
- Second Guessing
- Carolina on the Line
- Find Me
- Can’t Let Go
- Front Row Seats
- My Bed(feat. Will Hoge)
- Uninvited
- Sunday Dress
- Used Car
- Backhanded Compliment
- Everybody Else Can Kiss My Ass
カントリー・ミュージックとロック・ミュージックのハイブリッド
2曲目の”Bad Girl Phase”:
前作の”Concrete”の楽曲のように、カントリー・ミュージックのフレーバーを加えたロック調の曲というよりも、もっとロック度数の濃いヘビーな音になっています。
この音こそ、このアルバム”Provoked”の大きな特徴です。
3曲目の”Second Guessing”:
ロック調の曲だからといって、激しくギターをかき鳴らす必要もないし、ノリのいいテンポである必要もありません。
この曲”Second Guessing”のように、ゆるやかなテンポでも、上質なロック・ミュージックは成立します。
7曲目の”Front Row Seats”:
何度も繰り返される美しいメロディー・ラインが印象的な曲です。
頭の中に、あの心地よいメロディーが駆け巡ってきます。
10曲目の”Sunday Dress”:
スロー・テンポのカントリー・ミュージックです。
バイオリンの音色が、ときにはカントリー・ミュージックらしく聞こえたり、ときにはクラシック音楽風のポップ・ソングにも聞こえたりいろんな味わいを醸し出しています。
11曲目の”Used Cars”:
ノリのいい曲で、ライブで演奏されてると盛り上がりそうな曲です。
ドライブしたくなるような駆り立てるようなアップ・テンポの曲に、”Shania Twain”の”In My Car”を彷彿させます。
12曲目の”Backhanded Compliment”:
カントリー・ミュージックらしいといえばらしいのですが、どこか懐かしい音のように聞こえる反面、
独特のメロディーが斬新にも聞こえてくる不思議な魅力の曲です。
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