【洋楽】おすすめのアルバム”Ocean” : “Workshy”(ワークシャイ)

Workshy(ワークシャイ)の2作目のアルバムです。

このセカンド・アルバム”Ocean”以降、”Workshy”は、日本のレコード会社と契約し、アルバムの供給も日本から行っています。

そのためか、この作品以降、日本の音楽市場を意識した曲調に変化したように思えます。

ギター・リストの”Kevin Damien Kehoe”が、バンドを去ることになった理由の一つかも知れません。

何しろ彼らは、”Workshy”:「やりたくない仕事はしない」人たちですから。

いずれにしても、ボーカルの”Chrysta Marina Jones”の透き通るような美しい歌声と、洗練されたお洒落なサウンドは健在で、この作品で現在に至る”Workshy”の音楽が確立されたと言えるでしょう。

<曲目リスト>

  1. Fascination
  2. Trouble Mind
  3. Show Me the Night
  4. Welcome to the World
  5. Dream Street
  6. Where are You Now?
  7. Master Plan
  8. Strangle Hold
  9. Never the Same
  10. Wishing a Life away
  11. Half a Mind

一服の清涼剤にして精神安定剤

1曲目の”Fascination”: 日本発信の新生”Workshy”の幕開けとなる曲です。

デビュー・アルバムの”The Golden Mile”の洗練された清々しい美しい部分を純粋培養したかのような音です。

やはり、この方が、日本の音楽市場に受入やすいでしょう。

(たぶん、本国のイギリスではちょっと物足りない印象は拭えないでしょう)

いずれにしても、新生”Workshy”は、セカンド・アルバム”Ocean”のアルバム・ジャケットの清らかでさらっとした洗練された音楽へと舵を切りました。

2曲目の”Trouble Mind”: 清々しさの中にも、軽快で心躍るようなリズムに満ちています。

タイトルの”Trouble”「心配」、「悩み」といったネガティブな要素は、ほとんど感じさせることはありません。

本当に、デビュー・アルバムの”The Golden Mile”の灰汁(あく)を抜いたような仕上がりです。

(灰汁だけでなく、栄養や旨みまで抜けてしまっていなければ良いのですが・・・)

3曲目の”Show Me the Night”: もう一人のメンバー”Michael John McDermatt”とのボーカルの掛け合いもあり、華やかな印象の曲です。

ギターのソロもさらに華やかさに花を添える演出となっています。

4曲目の”Welcome to the World”: ボーカルは、”Michael John McDermatt”で、彼の渋い歌声に、”Chrysta Marina Jones”がコーラスで寄り添っています。

“Welcome to the World”と歓迎ムードが漂っていますが、歌詞の内容は、現代社会の病理を痛烈に批判しています。

さらりとした曲調の影に、英国人らしいシニカルな部分が見え隠れしています。

5曲目の”Dream Street”: 夢心地のメロディーと”Chrysta Marina Jones”の透明感のある柔らかな歌声に心が落ち着きます。

“Workshy”の曲をドライブ中に聴くという人が多いですが、本当におすすめです。

運転中でも、穏やかな気持ちになり、譲り合いの気持ちが生まれます。

みんなで聴けば、きっと事故も減ることでしょうし、渋滞でもイライラしなくても済むことでしょう。

11曲目の”Half a Mind”: 最後まで心落ち着く、穏やかな曲が続き、アルバムの統一感は抜群です。

魅力たっぷりでしたが、少々詰め込みすぎのきらいがあったデビュー・アルバム”The Golden Mile”からの反省からでしょうか。

また、一曲めの”Fasination”にもどってエンドレスに聴いても決してあきることのない心地良さがあります。

日本の音楽市場を意識しずぎ?

そんな意図はないとは思いますが、デビュー・アルバムの”The Golden Mile”の音と比べると、日本の音楽市場に迎合しているような印象を抱きます。

例えて言うと、「食べやすく骨をとった魚料理」、「危険な遊具を取り去った児童公園」。

安心して聴けるBGMのような曲になってしまったような気がします。

もう少し、日本のリスナーを信用して欲しいと思います。

確かに、耳に優しくて、ストレスなしに(ストレスがあったとしても軽減されることでしょう)聴ける曲が多いです。

ただ、曲のクオリティーは高く、BGMとして聴くとしても極上のBGMであることには間違いないでしょう。

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