“Faith Hill”3作目のアルバムで、カントリー・ミュージックからポップ・ミュージック路線への転換となったアルバムです。
アルバム・ジャケットの写真は、髪を短く切りとても愛らしい表情をしています。
カントリー・ミュージックの美女シンガーの誉れ高い”Faith Hill”ですが、アルバム・ジャケットに映っている写真は”Beautiful”というよりも”Cute”です。
そんな、”Cute”で”Pop”な曲がたくさんつまったアルバムです。
曲目リスト
- This Kiss
- You Give Me Love
- Let Me Let Go
- Love Ain’t Like That
- Better Days
- My Wild Frontier
- The Secret of Life
- Just to Hear You Say That You Love Me (with Tim McGraw)
- Me
- I Love You
- The Hard Way
- Somebody Stand by Me
ポップ路線第一作目の作品
1曲目の”This kiss”:
ポップ路線第一作めとなったアルバム”Faith”の一曲目は、もっともキャッチーな曲”This Kiss”です。
あまりに急なポップ路線への舵切りのため、カントリー・ミュージックのフレーバーはほとんど感じられませんが、路線変更の出足は好調なようです。
2曲目の”You Give Me Love”:
前奏の郷愁を誘うバイオリンの音色にカントリー・ミュージックのテイストを感じることができます。
カントリー・ミュージックとポップ・ミュージックがほどよく融合された好例だと思います。
3曲目の”Let Me Let Go”:
彼女が得意とする壮大なバラードを歌い上げるスタイルの曲です。
カントリー・ミュージックのシンガーは基本的に高い歌唱力を持ったひとが多いので、こうしたバラードを聴くと歌のうまさがよくわかります。
7曲目の”The Secret of Life”:
ポップ・ミュージックというよりも、ロック・ミュージックに近い音です。
“Faith Hill”の歌声も、まさにロック・シンガーのものです。
こうしたロック・ミュージック路線は、さらに次作の”breath”へ引き継がれていきます。
8曲目の”Just to Hear You Say That You Love Me (with Tim McGraw)”:
カントリー・ミュージックのシンガーで夫の”Tim McGraw”(ティム・マッグロウ)とのデュエット曲です。
11曲目の”The Hard Way”:
間奏のギターのソロ演奏を聴いていると、いかにもカントリー・ミュージックらしいと感じますが、曲全体を支配しているサウンドは、パワフルなロック・ミュージックです。
「カントリー・ハード・ロック」とでも呼びたい楽曲です。
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