【洋楽】おすすめのアルバム~”Eat to the Beat” : “Blondie”(ブロンディー)

“Blondie”の4作目のアルバムで、前作の”Parallel Lines”の音の延長線上にあります。

それでも、全然問題ありません。

なぜなら、前作も、ものすごく良い内容だったからです。

曲の良さは、勿論ですが、曲の完成度も前作よりも一段向上した印象があります。

全作とは言えないまでも、7から8割ほどは、シングル・カットに耐えられる力があります。

<曲目リスト>

  1. Dreaming
  2. The Hardest Part
  3. Union City Blue
  4. Shayla
  5. Eat To The Beat
  6. Accidents Never Happen
  7. Die Young Stay Pretty
  8. Slow Motion
  9. Atomic
  10. Sound Asleep
  11. Victor
  12. Living In The Real World

“Blondie”成功の必然性

1曲目の”Dreaming”:オープニングを飾るのには、十分すぎるほど、キャッチーで聴衆が思わず踊りたくなるのも頷ける曲です。

2曲目の”The Hardest Part”:曲名通り、”Hard”なサウンドですが、そこは、”Blondie”、メロディー・ラインもばっちりと決まっています。

剛柔併せ持つ魅力的な曲です。

PVの”Deborah Harry”いつもと雰囲気が違いますね。

そうです。長髪です。珍しいですね。

服装も特徴があります。誰かに似ていますね。誰でしょう?

「アタシだよ」(思い出しました。「にしおかすみこ」でした。)

3曲目の”Union City Blue”:パンク・ロックで始まった”Blondie”が見せる新たな音楽スタイルです。

もはやパンクの名残りはありませんが、美しい楽曲でも通用することを証明しています。

4曲目の”Shayla”:じっくり聴かせる曲です。”She was a History. She is just a Number”の歌詞以上に切ないのは、”Deborah Harry”の歌声です。

サビの部分は、初期の作品”Denis”(邦題:デニスに夢中)のフレーズを思わせますが、曲の完成度は格段に進歩しています。

6曲目の”Accidents Never Happen”:曲のタイトルが奮っていますね。

歌詞の中では、”Accidents Never Happen”の後に”In a perfect World”と続きます。

「偶然なんか決して起きないんだ」・・・「完璧な世界ではね。」と言うところでしょうが、”Blondie”の成功も、単なる幸運なのではなく、これだけの名曲を作りつづけているのでその成功も必然なんだと豪語しているようにも思えます。

7曲目の”Die Young Stay Pretty”:”Dreaming”のようにアップ・テンポで軽快な曲もいいですが、この”Die Young Stay Pretty”のように、ゆるやかなテンポで軽快な曲というのも味があっていいものですね。

ちょうど次作のアルバムの”Autoamerican”に収録されている”The Tide is High”のように聴くもの気持ちを高揚させてくれます。そして、幸せな気分になりますね。

“Die Young”とまでは、言いませんが、”Deborah Harry”の魅力的な姿を”いつまでも”Stay Pretty”して欲しいと心から思います。

8曲目の”Slow Motion”:曲のタイトルとは対照的で軽快でキャッチーな曲です。

「スロー・モーション」でいつまでも見ていたいというのは、むしろ、”Deborah Harry”に魅了されたファンの方でしょう。

9曲目の”Atomic”:”Blondie”の更なる挑戦。ドラムの音に際立った変化があります。

しかし、”Blondie”の仕掛けた試みが次から次へと成功するのは驚きです。

楽曲の美しさが根底にあるのでしょう。

色々な音楽の音を独自のポップ・センスで昇華して自らのものにしています。

挑戦し、成功し続けるビジネス・モデル

“Blondie”の挑戦は、その後もディスコ・サウンド、ラップの導入と続くのですが、そのどれもが大当たりです。

楽曲の良さとフロント・ウーマンの十分すぎるほどの魅力という揺るがない「ビジネス・モデル」のなせる業でしょう。

最初は、紅一点の”Deborah Harry”の魅力に飛びついた音楽界も、次第に、”Blondie”の音楽自体の魅力に気がつきはじめ、それが結果的には音楽界に偉大なる功績を残してくれたことには間違いないでしょう。

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