“Oasis”のデビュー・アルバムにあたる作品です。
デビュー・アルバムの1曲目から、”Rock ‘N’ Roll Star”です。
自ら、「ロックンロールのスター」になることを宣言しているのでしょうか。
実際に、その通りになったわけですから、すごい自信家であると共に、有言実行の実力派バンドだと思います。
デビュー・アルバムにして、この内容ですから、当時の音楽界からも「ビートルスの再来か」などともてはやされたのも不思議ではありません。
<曲目リスト>
- Rock’n’Roll Star
- Shakermaker
- Live Forever
- Up In The Sky
- Columbia
- Supersonic
- Bring It On Down
- Cigarettes & Alcohol
- Digsy’s Dinner
- Slide Away
- Married With Children
永遠に生き続ける”Oasis”のサウンド
1曲目の”Rock ‘N’ Roll Star”: 宣言通りの「スター」たるべき今後の活躍、偉大な業績を象徴する曲です。
2曲目の”Shakermaker”: ライブ・アルバム”Familiar to Millions”にも収録されています。
彼らにとってもお気に入りの曲なのでしょう。
初期の作品なのにいぶし銀のような輝きがあります。
3曲目の”Live Forever”:オアシスの人気・評価を決定付けた曲です。
ライブでも(しかも後半の大盛り上がりの絶頂のタイミング)必ず歌われるファンも崇拝している曲です。
(そして、私もひとりカラオケで必ず歌う曲です。)
本当に心に響く曲ですよね。
“Liam Gallagher”もこの曲を歌っているときは、他の曲の時よりも何か気合いが入っているなと感じるのは私一人だけでしょうか。
いつか、ライブの映像に「ジョン・レノン」の写真が映し出され、ボーカルの”Liam Gallagher”が、間奏の時に、その写真に対して最大の敬意を払ったいたのが、大変印象的でした。
彼にとって、「ジョン・レノン」は、”Live Forever”「永遠に生き続ける」存在なのでしょう。
そう言えば、”I Am the Walrus”なんかのカバーもしていましたね。
6曲目の”Super Sonic”:この曲も、”Live Forever”とともに、人気を決定付けた曲です。
作曲の”Noel Gallagher”のソング・ライティング能力がただならないことを証明した曲です。
“Live Forever”とこの”Super Sonic”を足掛かりに、全曲がシングルカット可能な、偉大なるアルバム”What’s the Story: Morning Glory”を生み出す原動力となったに違いありません。
8曲目の”Cigarettes & Alcohol”:シングル・カットもされた”Liam Gallagher”の力強いギターが印象的なノリのいい一曲です。
真のビートルズ後継者は!
十分に今後の活躍が期待できそうなデビュー・アルバムです。
そして、音楽界、音楽ファンのそうした期待や予感は見事に的中し、時代の寵児となったオアシスですが、「ポスト・ビートルズ」と言われたバンドが幾度となく誕生し、そして消えていったか数えきれないほどです。
そんな中で、私の中では、この”Oasis”、”XTC”、”Stone Roses”などは、本物であると確信しています。
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コメント
こんにちわ、
XTC、
スティーブン・ウィルソン編集のサラウンド版もお聴き下さいませ。
『オレンジズアンドレモンズ』も『スカイラーキング』も出ています、
では、
ノエルかえる様
こんにちわ、
貴重な情報ありがとうございます。
スティーブン・ウィルソン編集のサラウンド版の
評判もなかなかいいみたいですね。
これからも、いろいろな助言をお願いします。