“Faith Hill”5作目のアルバムで、3作目のアルバム”Faith”がポップ・ミュージック路線を歩み始め、本作の”Cry”でも、ポップ・ミュージック路線、ロック・ミュージック路線はまだまだ続きます。
心躍るロック・ナンバーと心安らぐ安息のバラードが同居した強弱のメリハリが効いたアルバムです。
曲目リスト
- Free
- Cry
- One
- When the Lights Go Down
- Beautiful
- Unsaveable
- Baby You Belong
- If You’re Gonna Fly Away
- Stronger
- If This Is the End
- This Is Me
- Back to You
- I Think I Will
- You’re Still Here
心躍るロック・ナンバー、心安らぐバラード
1曲目の”Free”:
キャッチーなロック・ナンバーで、シングル・カットされなかったのが不思議なくらいの好楽曲です。
小気味よいギターとノリのよいリズムで最初から盛り上がりをみせていますが、Bメロのところで、急に曲調が変わるのがまた魅力的な一曲です。
2曲目の”Cry”:
アルバム”Cry”の表題曲です。
前作のアルバム”Breathe”の表題曲である”Breathe”でもみせた壮大なバラードは、彼女の最も得意とするところです。
3曲目の”One”:
ミディアム・テンポのタイトな楽曲にエモーショナルな”Faith Hill”のボーカルと今までにない彼女の音楽の拡がりを感じることができる一曲です。
4曲目の”When the Lights Go Down”:
ピアノの美しい旋律に続いてストリングスの音が重なり、高らかに歌い上げる”Faith Hill”、思わず聴き入ってしまう迫力です。
きっと、ライブ会場の聴衆も同じ感情を抱いていたことでしょう。
7曲目の”Baby You Belong”:
爽やかなギターの音色にのって聞こえてくる”Faith Hill”の歌声に包み込むような優しさを感じることができます。
9曲目の”Stronger”:
こんなに穏やかな楽曲なのに、底知れぬパワーを感じるのは、”Faith Hill”のソウルフルな歌声によるものでしょう。
ギターのソロ演奏にも、女性コーラスの歌声にも力強さを感じます。
14曲目の”You’re Still Here”:
アコースティック・ギターとストリングスの調べが、ひときわ心にしみわたる一曲です。
もちろん、ささやくように歌う”Faith Hill”の歌声に癒されるのは言うまでもないことです。
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