“Shania Twain”3作目のアルバムです。
“Shania Twain”は、サービス精神旺盛です。
1枚のアルバムに、16曲も収録されています。
しかも、ほとんどの曲が高いクオリティを保っています。
次作の”Up!”は、2枚組で、2枚目のCDに、1枚目の全曲(全曲というのがすごいですね)の別バージョンを収録するという徹底ぶりです。
本作も、”Shania Twain”魅力いっばいの全16曲を、惜しげもなく披露してくれています。
<曲目リスト>
- You’re Still The One
- When
- From This Moment On
- Black Eyes, Blue Tears
- I Won’t Leave You Lonely
- I’m Holdin’ On To Love(To Save My Life)
- Come On Over
- You’ve Got A Way
- Whatever You Do! Don’t !
- Man! I Feel Like A Woman!
- Love Gets Me Every Time
- Don’t Be Stupid(You Know I Love You)
- That Don’t Impress Me Much
- Honey, I’m Home
- If You Wanna Touch Her, Ask!
- Rock This Country!
息をのむほどの美しい曲、躍動感あふれる心躍る曲
1曲目の”You’re Still The One”:”Shania Twain”の歌声にすっかり引き込まれてしまいます。
大歓声に包まれたライブ会場でも、ひとたび”Shania Twain”の歌声が響き渡れば、大観衆もぐっと息をのみ聴き惚れてしまいます。
そんな魅力が、”Shania Twain”の歌声、美しい楽曲にはあります。
2曲目の”When”:大ヒットした曲であり、洋楽のスタンダードにもなり得る曲です。
前奏のギターからしてイカしています。
勿論、間奏のソロだってきまっています。
何といっても、この曲の魅力は、楽曲の素晴らしさでしょう。
ライブ映像で、観客をステージの上に引き上げて一緒に歌うシーンがありますが、ファン思いの”Shania Twain”の気持ちが伝わってきます。
3曲目の”From This Moment On”:1曲目の”You’re Still The One”と同様、じっくり聴かせる美しいメロディーを持った曲です。
甘い歌声がストリングとピアノの音色によくマッチしています。
4曲目の”Black Eyes, Blue Tears”:実にのりの良い曲で、”Shania Twain”の魅力が全開です。
しっとり歌い上げる”Shania Twain”もいいですが、やはり、躍動的なリズムにのった彼女の歌いっぷりには清々しさを感じます。
7曲目の”Come On Over”:表題曲でもあり、カントリー・ミュージックの魅力もたっぷりと残しながら、ロック・ファンの心も捕まえて離さないこのアルバムのコンセプトを具現化しているような曲です。
心躍るようなリズムは、ジャンルを越えて幅広い音楽ファンに受け入れられるでしょう。
8曲目の”You’ve Got A Way”:曲の方もしっとりとした落ち着いた曲ですが、PVに登場しているしっとり系美人は誰でしょうか?
勿論、”Shania Twain”に決まっていますが、驚異的な変わり身の凄さです。
12曲目の”That Don’t Impress Me Much”のPVと同じ人物とは思えません。
八面六臂の活躍ぶりです。
10曲目の”Man! I Feel Like A Woman!”:もはやカントリー・ミュージックの片鱗もありません。
ただ、”Shania Twain”の魅力を特定のジャンルで縛ることはもはや不可能ということです。
11曲目の”Love Gets Me Every Time”:”Shania Twain”の魅力を語る上で、この曲の映像を素通りすることはできません。
“Shania Twain”がいかに魅力的に仕上がっていくのか垣間見ることができるありがたい映像です。
12曲目の”That Don’t Impress Me Much”:最高にイカしてます。
曲の合間にみせる”Shania Twain”の掛け声が決まりすぎています。
納得のセールス記録
こんなにたくさんの曲が満載されていて、どれもが魅力的な仕上がりをみせているアルバムはそうそうないでしょう。
さすが、全世界4000万枚売り上げを記録しトップ10チャートに50週間ランクインしただけのことはあります。
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