“The Cranberries”の4作目のアルバムです。
“The Cranberries”絶頂期の作品です。
絶頂期というのは、すごいもので、作る曲、作る曲が名曲になってしまう、そんな時期です。
例えば、”Oasis”の”What’s the Story Morning Glory”が好例です。
この時期の”Oasis”は、シングル曲のB面ですら、名曲というもう手が付けられない状態です。
>アルバム”What’s the Story Morning Glory”に関する記事はこちらから
そのような訳で、”The Cranberries”の絶頂期のアルバム”Bury The Hatchet”も御多分に漏れず名曲揃いです。
<曲目リスト>
- Animal Instinct
- Loud And Clear
- Promises
- You And Me
- Just My Imagination
- Shattered
- Desperate Andy
- Saving Grace
- Copycat
- What’s On My Mind
- Delilah
- Fee Fi Fo
- Dying In The Sun
天使の歌声から悪魔の叫び
1曲目の”Animal Instinct”: 楽曲の素晴らしさは、このアルバム随一の出来栄えです。
ギターソロの哀愁を漂うメロディー、”Dolores O’riordan Burton” の美しい歌声、どれをとっても最高傑作の呼び声の高い一曲です。
2曲目の”Loud and Clear”: “Dolores O’riordan Burton” の美しい歌声の後で、今度はパワフルな歌声とパフォーマンスを披露してくれます。
映像は、パリでのライブの模様です。
このライブのDVD版が出ています。
このアルバムからも多くの曲が披露されています。
“Desperate Andy”なんかもぜひライブで見てほしい曲です。
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3曲目の”Promises”: 穏やかなオープニングから、一転してギターがかき鳴らされたらハードなサウンドが炸裂します。
天使の歌声は、悪魔の叫びへと変貌します。
4曲目の”You And Me”: 美しいギターの前奏が始まれば、再び天使の歌声が聞こえてきます。
ライブでも、この曲が始まれば、もうそこにいるのは歌姫です。
5曲目の”Just My Imagination”: 天使の歌声はまだまだ続きます。
美しいギターのメロディーはとどまるところを知りません。
楽曲の素晴らしさも相まって、夢ごこちです。
“Just My Imagination”「これは、ただの夢想なのでしょうか」、いいえ”NOT My Imagination”この素晴らしい音楽は現実のものです。
7曲目の”Desperate Andy”: お待たせしました。
私が特に気に入っている曲というだけのことですが・・・。
ライブでも映える曲ですね。
アルバム・バージョンも素晴らしいので、せっかくですので両方聴いてみてください。
ライブでは、さらに盛り上がります。
パリの聴衆は熱狂的で、とってもノリがいいですね。
アーティストものってくるでしょうね。
“The World is Your Oyster Now”なんて歌詞も「やぶれかぶれ」感がでて非常に良いですね。
10曲目の”What’s On My Mind”: まだまだ、天使が隠れていました。
特別美しいアコースティック・ギターとストリングスの調べが待っていました。
天使の歌声を引き出すバンド・サウンド
“Dolores O’riordan Burton” の歌声ばかりに注目が集まってしまいがちですが、素晴らしい楽曲をささえているのは、”Noel Anthony Hogan”(ギター)、Michael Gerard Hogan(ベース・ギター)の兄弟を中心とした
男性陣です。
“Dolores O’riordan Burton” の歌声が映えるのは、”The Cranberries”というバンド・サウンドが土台となっているからでしょう。
次作のアルバム”Wake UP & Smell the Coffee” のヒット曲”Analyse”なども、前奏だけで聴衆のハートをつかんでしまう一曲ですものね。
>”The Cranberries”に関する記事はこちらから
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