“Faith Hill”4作目のアルバムで、前作のアルバム”Faith”がポップ・ミュージック路線を歩み始めたのに続き、本作の”Breathe”では、さらにロック色を加えた内容となりました。
前作の流れをくむポップでキャッチーな曲や、ロック・ミュージックを全面に出した曲、ハートフルなバラードなど多彩な曲が”Faith Hill”の魅惑の歌声と共に楽しめるアルバムです。
曲目リスト
- What’s in It for Me
- I Got My Baby
- Love Is a Sweet Thing
- Breathe
- Let’s Make Love
- It Will Be Me
- The Way You Love Me
- If I’m Not in Love with You
- Bringing out the Elvis
- If My Heart Had Wings
- If I Should Fall Behind
- That’s How Love Moves
- There Will Come a Day
“Carlos Santana”との共演
1曲目の”What’s in It for Me”:
前奏にほんの少し聞こえてくるバイオリンの音は、いかにもカントリー・ミュージックの音ですが、曲全般に感じる印象は、完全にロック・ミュージックです。
前作の”Faith”で、カントリー・ミュージックから、ポップ・ミュージックへと舵を切り替えた”Faith Hill”は、さらに、ロック色を強めた方向に向かっていることはこの曲を聴いただけでも明らかです。
4曲目の”Breathe”:
アルバム”Breathe”の表題曲であり、メガ・ヒットを記録した”Faith Hill”の代表曲です。
アコースティック・ギターのみの演奏で始まる静かな出だしで、淡々と歌い始めますが、サビに向けて次第に高揚感が高まってくる壮大なバラードです。
この曲の”Carlos Santana”(カルロス・サンタナ)との共演は聴きごたえがあります。
“Faith Hill”のボーカルと”Carlos Santana”のギターの両方が楽しめる豪華な共演です。
5曲目の”Let’s Make Love”:
なんというオシドリ夫婦ぶりでしょう、前作の”Faith”の中”Just to Hear You Say That You Love Me”でも、夫の”Tim McGraw”(ティム・マッグロウ)とのデュエットを披露していました。
聞けば、”Faith Hill”は、大スターとなった後も、家庭を大事にする3児の母だということです。
7曲目の”The Way You Love Me”:
前作の”Faith”のポップな曲の流れをくむような、とてもキャッチーな曲です。
PVの映像では、「婦人警官」、「ウエイトレス」、「看護婦」と魅力的な「働くおねえさん(“Faith Hill”)」が登場します。
10曲目の”If My Heart Had Wings”:
この曲のライブ映像を見ていると、その華やかなステージは、ロック・スターのライブそのものです。
同じカントリー・ミュージックのシンガーの”Shania Twain”(シャナイア・トゥエイン)のライブを思い起こします。
13曲目の”There Will Come a Day”:
人々に勇気を与える力強い応援ソングです。
9.11のチャリティー・コンサートでは、ゴスペル調のアレンジで歌われました。
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