【洋楽】おすすめのアルバム”Beautifulgarbage” : “Garbage”(ガービッジ)

洋楽アルバム紹介

“Garbage”の3作目のアルバムです。

伝説的な問題作”Androgyny”を始めとし、個性的な曲が散らばめられた文字通り”Beautiful”なアルバムとなりました。

ボーカリストの”Shirley Manson”が、曲想に合わせて様々な歌手を演じ分けているのも興味深いです。

それで、一曲一曲が強く主張しているように見えるのでしょう。

<曲目リスト>

  1. Shut Your Mouth
  2. Androgyny
  3. Can’t Cry
  4. Til The Day I Die
  5. Cup Of Coffee
  6. Silence Is Golden
  7. Cherry Lips
  8. Breaking Up The Girl
  9. Drive You Home
  10. Parade
  11. Nobody Loves You
  12. Untouchable
  13. So Like A Rose

曲想により何人もの歌い手を演じ分ける”Shirley Manson”

1曲目の”Shut Your Mouth”: 重厚な音に、物怖じしない堂々の歌いプリに貫禄すら感じます。

紅一点のボーカリストの存在感は十分です。

2曲目の”Androgyny”: 3人の実績あるプロデューサーと紅一点のボーカリスト”Shirley Manson”、話題性は十分でした。

しかし、この曲”Androgyny”が発表されるまでは、”Garbage”の曲そのものに、これほどまでに光があてられたことはなかったでしょう。

それほど、この曲は、衝撃的で伝説的なものでした。

5曲目の”Cup Of Coffee”: 実に、曲によって様々な表情を見せてくれます。

役柄に応じて、自在に人物を演じ分けるベテラン女優のように、”Shirley Manson”は、曲想に応じて様々な歌い手を演じています。

7曲目の”Cherry Lips”: アイドル並のキャンディー・ボイスが、うきうきするようなキャッチーな曲にのって流れてきます。

“Shut Your Mouth”と同じボーカリストの歌声とは思えないですね。

勿論、曲自体が魅力的であることは言うまでもありません。

8曲目の”Breaking Up The Girl”: こうなってくると、この曲はどんな風に演じてくれるのか楽しみになってきます。

“Blondie”の”Deborah Harry”か、見え隠れしています。

間奏のギターのフレーズがすごいことになっています。

(ただ単に心地良すぎるメロディーを奏でているだけですが・・・)

9曲目の”Drive You Home”: 汚れを知らない清純派の”White Houses”を歌う”Vanessa Carlton”のようではありませんか。

はたまた、”Someone You Should Know”を歌う”Lisa Loeb”と形容した方が良いのかも知れません。

“Shirley Manson”も清純派の仲間入りでしょうか。

10曲目の”Parade”: 弾けたこのサウンド、「野原しんのすけ」の声優も代役できそうな奥行の深さ。

もっとも、”Shirley Manson”の本領を発揮できそうな曲調です。

いったいどれが本当の姿なのでしょうか。

玉石混淆から玉ばかり精製

さすがに、実力派揃いのプロデューサー集団、自身のプロデュースもお手の物です。

いや、何よりも、曲がいいです。

そして、その曲想を伝えきる表現力を持った歌い手がいます。

良い条件が揃いすぎてます。

“Garbage”「がらくた」だって、美しいものに変える力があります。

ましてや、それが”Garbage”ではなく、「玉石混淆(ぎょくせきこんこう)」ではなく「玉」ばかりなのですから。

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